エミール・ガレはお好きですか?
大きなガラスのついたてから、香水の小瓶まで、
フランスの香りが漂うような、夢の中で出会うような、
そんな作品に囲まれるのが好きで、今まで何度か作品展に足を運びました。
今、サントリーミュージアム(天保山)で開催されている
[ガレとジャポニスム]では、19世紀の後半ヨーロッパでブームとなった
日本の美術品ージャポニスムーをとりいれたガレの作品を中心に展示しています。
なるほど、葛飾北斎の絵をモチーフにしたものから、草花、昆虫など、
改めて日本の美術作品の繊細さ、色彩の豊かさを感じ取ることができました。
ガレの作品には陶器や家具もあるけれど、
私はやっぱりガラスが好きです。
出口付近で、もう一度振り返ったとき、
そこにあるガレのガラスの色さまざまが 全部自分の瞳に入るんですよ。
その色がたまらなく好きです。
会期はあと少し。7月13日まであります。
海の見えるサントリーミュージアム、夕陽のひとときは至福です。