猛暑続きの鹿児島にもう一つ厄介な桜島。このところ火山灰を広範囲に撒き散らしています。鹿児島の観光シンボル、鹿児島と言えば桜島、桜島と言えば鹿児島。まさに愛憎相半ばする存在であります。
下の画像は桜島の南側垂水市の海潟漁港から撮影したものです。昨日(7月18日)は雲がかかり山頂付近は見えませんでした。画面左側が海を挟んで鹿児島市街地方向です。普段より雲が多目・・・・これから後にひどい目に遭うとはまだ思いもしない夏景色です。
次は桜島の東側にある黒神橋の様子です。梅雨明け後は南西から西よりの風が多くてこの付近には火山灰が多く降り積もっています。大型車が通るとたちまち灰神楽です。画面には写っていませんが右側が昭和火口方向です。
清掃作業車が出て火山灰を除去するのですが次々と噴煙が上がるので全くのいたちごっこです。
にわか雨が降ってから、しばらく続いていた火口からの山鳴りが聞こえなくなりました。噴火の予兆だと感じた直後に昭和火口から噴火しました。この辺りは火口から東側に3kmほど離れていますが、火口の周囲に小さな噴石が飛び出す様子が肉眼でも見えました。
後から気象庁が発表する「噴火に関する火山観測報」を調べたら噴火として記録されていませんでした。統計上の記録に残らないごく小さな噴火でした。それでも火山灰が風に乗って流れてきました。下の画像の左側(桜島の南から西へ)を回ってフェリーの港に向かっていると、火山灰に襲われました。しかも小雨混じりです。
小雨が混じっているので小雪が当たるような音がして前が見えなくなりました。すぐにウィンドウォッシャー液を出しながらワイパーを動かし、どうにか火山灰の降る範囲を脱出しました。この間わずかに2-3分でしたがこの有様。ウィンド液が出なくなると走れません。交通量が多いと大変危険です。これが火山灰被害でも厄介な灰雨。鹿児島語(鹿児島の方言)では灰雨(へあめ)と言います。
およそ20分後に桜島西側の袴腰(はかまごし)港に着くと全く噴火の気配も感じられません。鹿児島へのフェリー上から見た桜島は穏やかな観光シンボルの姿でした。桜島は西と東でこれほど表情が違うのです。今年の爆発回数は今夜(7月19日)20時までで415回です。
下の画像は桜島の南側垂水市の海潟漁港から撮影したものです。昨日(7月18日)は雲がかかり山頂付近は見えませんでした。画面左側が海を挟んで鹿児島市街地方向です。普段より雲が多目・・・・これから後にひどい目に遭うとはまだ思いもしない夏景色です。
次は桜島の東側にある黒神橋の様子です。梅雨明け後は南西から西よりの風が多くてこの付近には火山灰が多く降り積もっています。大型車が通るとたちまち灰神楽です。画面には写っていませんが右側が昭和火口方向です。
清掃作業車が出て火山灰を除去するのですが次々と噴煙が上がるので全くのいたちごっこです。
にわか雨が降ってから、しばらく続いていた火口からの山鳴りが聞こえなくなりました。噴火の予兆だと感じた直後に昭和火口から噴火しました。この辺りは火口から東側に3kmほど離れていますが、火口の周囲に小さな噴石が飛び出す様子が肉眼でも見えました。
後から気象庁が発表する「噴火に関する火山観測報」を調べたら噴火として記録されていませんでした。統計上の記録に残らないごく小さな噴火でした。それでも火山灰が風に乗って流れてきました。下の画像の左側(桜島の南から西へ)を回ってフェリーの港に向かっていると、火山灰に襲われました。しかも小雨混じりです。
小雨が混じっているので小雪が当たるような音がして前が見えなくなりました。すぐにウィンドウォッシャー液を出しながらワイパーを動かし、どうにか火山灰の降る範囲を脱出しました。この間わずかに2-3分でしたがこの有様。ウィンド液が出なくなると走れません。交通量が多いと大変危険です。これが火山灰被害でも厄介な灰雨。鹿児島語(鹿児島の方言)では灰雨(へあめ)と言います。
およそ20分後に桜島西側の袴腰(はかまごし)港に着くと全く噴火の気配も感じられません。鹿児島へのフェリー上から見た桜島は穏やかな観光シンボルの姿でした。桜島は西と東でこれほど表情が違うのです。今年の爆発回数は今夜(7月19日)20時までで415回です。