花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
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浜は強風 冠岳モミジ色付き始め 2019/11/11(鹿児島)

2019-11-12 19:03:22 | 自然観察
11月11日(月)野菜に水やりのため日置へ出かけました。

寒冷前線の通過で荒れる吹上浜 以下の画像は11月11日に撮影


朝4時頃に数分間の通り雨が降りました。NHKテレビで確認すると雲は全くなく、東市来の雨量はわずか1ミリ。水やりが省けると期待しましたがダメでした。

花が増えてきたナルトサワギク 吹上浜海岸から100mほどの地点


ナルトサワギクは家畜とりわけ牛馬に対して有毒な特定外来生物ですが、鹿児島では特段の駆除対策は取られていないようです。黄色い小さな花を多数咲かせ、風に運ばれた種は広範囲で発芽します。すでに砂浜から1kmを越える範囲まで生育範囲を広げています。

コバノランタナ


春から秋まで花を咲かせます。鹿児島も朝は冷え込むようになり、カマキリの動きが鈍っています。野菜への水やりを済ませていちき串木野市の観音ケ池、冠岳方面に向かいました。

日置市東市来町 江口漁港 チリメン漁の漁船


海はしけのため漁船は水揚げ場近くに係留されていました。奥の方にチリメン加工場がありますが、すぐ近くの船溜まりは浚渫作業中でした。昭和40年代の江口港は川口北側の小さな港でした。港湾施設は当時からは想像もできないほど拡大整備されています。

いちき串木野市 観音ケ池近くのミカン山


先人が苦労して開いた果樹園でしょう。石ころだらけの段々畑にミカンが色付いていました。イノシシ被害対策のため電気柵が張り巡らされています。

観音ケ池南側斜面のツワブキ


池の南側道路が拡張されて遊歩道が設置されていました。池と道路の間にあった草木がなくなり景観が一変していました。周囲になじむには少し年月がかかりそうです。山手斜面にはツワブキの花が見頃でした。

冠岳の紅葉は一部で色付き始め

花川にかかるモミジは一部色付く


冠岳園横のモミジ


大師堂のモミジはまだ緑葉でした。神社周辺では早めの木が数本だけ色付き始めています。11月23日(土・祝日)には毎年恒例の「かんむりだけ山市物産展」が開催されます。その頃には色付きが進んでいることでしょう。

幻の滝? 小水ケ滝(こみずがたき)

道沿いの看板と滝


林の中を歩き少し近づく


冠岳の南側、串木野ダム近くにあるという小水ケ滝を訪ねました。
串木野ダム入口から東に進み、小水林間広場を過ぎて注意しながら走ると左手に看板がありました。

山の方を見ると草藪の向こうに滝のようなものが見えます。杉林の中を少し歩き近づいてみました。水量の多い時だけ滝が出現するようです。山中に隠れて見えなかった滝を道路から見えるように林を切り開いたのでしょう。

今は渇水期で、わずかに水がしたたり落ちる音が聞こえました。看板には落差45mとありますが、それほどには感じません。梅雨時など増水時には違った様相を見せるでしょうが、滝が大好きな人以外にはおススメできません。

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