花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
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愛宕ビスタパークの雲海 2017/11/27 (鹿児島)

2017-11-27 17:38:13 | 自然観察
11月27日(月)、薩摩川内市には大海のような雲海が広がりました。

愛宕ビスタパーク近くの展望所から南側の風景 6時20分


愛宕ビスタパークは薩摩川内市入来町にあるパラグライダーの発進基地、展望所です。駐車場横には芝生広場、トイレ、休憩所があり北には紫尾山、西には薩摩川内市、南側には入来峠・八重山地が望めます。

夜明前に鹿児島市から入来峠を越えました。入来きんかんの里付近からは霧が濃くなりました。入来町側から細い山道を上がりました。通行車両が少ないのでしょう、両側からススキが倒れ込み車一台が通るだけの道幅になっていました。

愛宕ビスタパークに初めて行く人は、日中でも祁答院町の藺牟田池側から行く方が安心でしょう。入来町側からの道は離合個所が少なく、夜明け前なら入口もわかりにくいです。

同じく南東方向 右奥は桜島 6時33分


前日の雨量は薩摩川内市で5ミリ、夜には雨が上がり風のない雲海日和でした。途中に高い山がないので桜島(1,117m)が見えます。

週明け平日のためかビスタパークで出会った人は施設管理の二人組の女性だけ。週に一回清掃に来るとのこと。日の出後には作業を終え帰って行かれました。早朝からのお仕事お疲れ様でした。10時前まで他に訪れる人はなく、まさに貸切の雲海見物でした。

朝日が出てきた 7時2分


鹿児島市の日の出は6時55分、わずかにあった雲はすぐに消えました。その後は少し東風が吹いてきたものの上空には全く雲のない状態が続きました。

見た目の雲海の範囲は、湧水町の雲海よりもずっと広く変化に乏しいままでした。雲海が少なめの日ならば、地上部が所々に見えて違った表情かも知れません。

西側の風景 高い場所が島のように顔を出す 7時5分


風力発電機と市街地の煙 8時4分


川内市街地の建物は全く見えず、わずかに盛り上がる雲は工場の煙のようでした。望遠レンズで見ると河口近くの風力発電機が見えました。

北側の風景 紫尾山方向 7時5分 雲はすぐ消えた


南西方向 芝生広場の桜と雲海 7時29分 湖面のように広がる雲の海


南東側の風景 8時12分 右奥斜面は桜島


撮影中は気付きませんでしたが画面下に見えているのは高圧線でしょう。川内原発からの送電鉄塔があちこちに見えていました。鹿児島市牟礼岡の風力発電機が見えています。

日の出前には鹿の鳴き声が一度聞こえ、8時過ぎには学校のチャイムが流れてきました。日差しとともに雲海が薄くなり、地上の風景が見え始めると期待したのは当て外れでした。

雲海は全体的に少し上がってきたものの、10時前になっても地上部は見えませんでした。ただ一人じっと待つのにも疲れて東側の藺牟田池に向かいました。

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