花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

中国系漂着ゴミ その2(鹿児島県吹上浜)

2013-09-12 17:20:06 | 吹上浜
前回に続き7月25日に浜辺で見かけた中国系ゴミです。この日はイギリスにロイヤルベビーのジョージ王子が誕生しテレビ報道が賑わっていました。吹上浜では南西風が続き次第に漂着物が増えてきました。

まずは「黄西田」さんが一押しのボトル。台湾のタレントさんのようです。高雄市で製造されたと思われる料理用酒で酒精成分19.5度と表示されていました。





漁具もかなり漂着していました。特に目立つのがプラスティックの丸い浮きです。テニスボール大から直径50cmほどまで、色や大きさの違いで様々なものがあります。何か使い道はないかと考えますが、特に大きなものを半分に切って植木鉢にする程度しか思いつきません。

広い場所ならばロープや魚網と組み合わせてオブジェになりそうですが、数も多くて拾って持ち帰る人もいません。漁業以外で何か有効に使えないものでしょうか。



下の画像は漂着した蛍光灯。日本国内では見かけない細長いものや短めのものなど様々に漂着していました。珍しいのは右上の野球ボール大のガラス玉。刻印などなくて製造地など不明です。

漁業用の浮きはプラスティック製品になり、ガラス玉は殆ど使われていません。ビン玉とも呼ばれていますが北海道では多く見つかるようです。バレーボールほどの大きさのものは、魚網を掛けて居酒屋などの飾りになっています。



次は魔法瓶のようですが、これも文字や刻印がなくて製造地など不明です。中空部分があり全体の比重は軽くて海面を漂流して来たのでしょう。



次は中国系ではなくて「thirst quencher」を直訳すると「渇きを癒すもの」、粉末ジュースの元みたいです。薄茶色の細かい粉末が湿って粘土状になっていました。裏にはシカゴの文字もあり色合いからして米国製の軍隊飲料でしょうか?



次はインスタントラーメンのような袋です。袋に書かれた「康師傳」の文字は清涼飲料水のボトルにもあったので食品メーカー名でしょう。

wikipediaによると、「康師傅控股有限公司(こうしふ-こうこ-ゆうげんこうし、カンシーフー、SEHK: 0322、TSEC: 910322)は、台湾彰化県が発祥、香港証券取引所に上場する食品メーカーの一つである。主な業務はインスタントラーメン、飲料、菓子類などの食品の中国における生産。本部は、中華人民共和国天津市浜海新区の天津経済技術開発区(略称: TEDA、泰達)に置かれている。中国における最大の台湾企業であり、同時に台湾の主要な食品会社である。」(引用終わり)



次は打撲傷による胸部疼痛を鎮める薬のようです。食後に3gをお湯で服用と書かれています。製造地は台湾高雄市、「鉄牛運功散」いかにも効きそうな雰囲気です。



最後は「米達人」、48%乳剤と書かれているので稲作用の農薬でしょう。桃園県の文字がありましたので台湾製のようです。薬剤は怖いので触らずに撮影だけしました。



まだ様々な漂着物がありますので順次掲載していきます。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中国系漂着ゴミ その1(鹿児... | トップ | 中国系漂着ゴミ その3(鹿児... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

吹上浜」カテゴリの最新記事