花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

季節は進む 稲刈り始まる 2023/09/29(鹿児島)

2023-09-30 17:18:52 | 
9月29日(金)今日も晴天、鹿児島市北部(旧吉田町)の彼岸花を巡りました。

8時57分 今一つぼんやりした桜島 以下の画像は9月29日に撮影


鹿児島市緑ヶ丘町からの桜島です。長く雨が降らず、大陸からPM2.5が飛んで来ているようです。

鹿児島の降水量は9月18日に29ミリ降ったものの、その他は5ミリ未満で少雨傾向が続いています。

吉田地区の水田


彼岸花は全般にピークを過ぎていましたが、遠目にはまだきれいでした。

この辺りは今が花盛り 農家さんは忙しい


自宅から道路を挟んだすぐ下に水田があり、近いうちに稲刈りとのこと。庭先に運び出した長い竿を土手の下へ降ろしていました。

ススキの穂が出始めていた


9月に入っても気温は高めで、鹿児島では最高気温が30度を超える真夏日が続いています。

例年では9月も台風の影響を受けますが、今年は8月上旬の台風6号を最後に台風の接近がなく珍しいことです。

コスモスが一杯咲いていた


9月10日には数輪でしたが、今日は花盛り。例年では稲刈りの早い水田はまだこれから、近くでは草刈機の音が響き渡っていました。

こちらも目に付くキバナコスモス


コスモスよりも少し開花が早い気がします。単色なので数多く植えてあると目に付きやすい花です。

腰を屈めて白い雲と彼岸花


長時間粘ると雲の表情が様々に変化して面白そうですが姿勢が窮屈。足元も悪いので無理せず適度に切り上げました。

野生化した朝顔 道路にも伸びていた


昭和の頃の鹿児島では見られなかった花景色です。南方系の朝顔が一時流行したものの、勢いが強すぎて持て余され野に放たれたものでしょう。

気候の温暖化で冬場に地上部が枯れても根が丈夫で、農村部で年ごとに生育範囲を拡げています。

電線に届きそうな葛


勢いが強く高いところまで蔓を伸ばしています。所によっては道路標識、バス停の表示板、カーブミラーなども覆い隠すほどです。

掛け干し風景と彼岸花


コンバイン収穫が増えている中、昔ながらの掛け干し風景も多く残っています。

車窓から気付いてかなり先に車を止め、歩いて引き返して撮影しました。

車で走っていると目に付く風景が圧縮されて、見た目以上に良く見えることが多いものです。運転に集中しないと危険が潜んでいます。

大きな豆 ナタマメ


吉田地区では栽培に向いているようで目につきます。川沿いの畑に鉄パイプで大きな棚が組まれて栽培されていました。

30センチほどもある大きなサヤが目を引きます。福神漬けなどの食用のほか薬用にも使われるようです。

色づき始めた柿


子供の頃は少しでも色付けば口にしていました。現在のような食用品種の大きな柿は殆どなく、あまり甘くないものでした。

昭和40年代まではどこの庭先にも梅、枇杷、柿、ミカンなどが植えられていました。学校の卒業記念として苗木が配られることもありました。

各地の稲田はきれいに色づき、来月上旬には稲刈りが始まります。季節はすでに秋、鹿児島の暑さも和らぐことを期待しています。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« かごしま国体近づく 美術館... | トップ | さつま町 大石神社の金吾様... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事