11月15-16日にG20サミット(金融・世界経済に関する首脳会合)がインドネシアのバリ島で開催されている。G7(フランス、アメリカ、英国、ドイツ、日本、イタリア、カナダ、EU)に加え、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、中国、インド、インドネシア、メキシコ、韓国、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、トルコの首脳が参加して毎年開催される国際会議である。
今年は、これに先立ち、14日にバイデン米大統領と中国の習近平国家主席が初めて対面での首脳会談するということでマスコミを賑わしている。両国間には問題山積で実りある何かが出てくるとは思わないが、直接会談することは大変いいことである。ウクライナ問題で何か進展があるといいが。。。ロシアからはプーチンに代わって、ラブロフ外相が出席しているが、針のむしろであろう。集合写真も拒否されたようである。また、ウクライナのゼレンスキー大統領も特別に招待されていてオンラインで参加し、ロシアを除き、G19と呼び掛けたことが印象的であった。晩餐会は開催されたが、ロシアが出席したからか、バイデン大統領は欠席したとのことである。
今年の会場はインドネシアのバリ島で、ヌサドゥア地区で開催されているが、バリ島に旅したのは、2001年10月のことで、姪っ子の結婚式に参加したものである。ヌサドゥア地区のニッコー・バリ・リゾートホテルに泊まり、結婚式はヌサドゥア教会、披露宴はリッツ・カールトンホテルであった。ヌサドゥア地区は、政府が特別に開発したリゾートエリアで、高級リゾートホテルが集っており、日本人観光客も多く訪れる観光地である。もう21年も前のことであるが、リゾート地の雰囲気は目に焼き付いている。ゲストは8つの高級リゾートホテルに滞在するようであるが、G20の会場としては、絶好のエリアといえる。もう一度旅したい気持ちはあるが、コロナ禍もあり残念ながらまず難しいであろう。