浪漫飛行への誘(いざな)い

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ドイツのサウナは混浴!

2012年09月17日 22時44分46秒 | 旅行

フランクフルト郊外(車で約20分)に古くから栄えた温泉保養地、バード・ホンブルクがある。バード(BAD)とは温泉という意味でドイツには何百もの温泉があるが、なかでもこの町はヨーロッパ最初のカジノ(1840年)がある町として有名である。美しい樹木や池に囲まれたクアパークの中にあるこのカジノは、後にモンテカルロにもたらされ、今でも「モンテカルロの母」として知られる。カジノでは、女性はドレスアップし、男性は上着にネクタイ着用と、賭博場というよりはむしろ社交場といった感じ。

また、クアパークの中には知られざる穴場「タウナステルメ」がある。プール、サウナに映画館、レストランまである保養施設で連日若い男女で賑わっている。1階の大プールは水着着用、2階のプールとサウナは水着禁止。もちろん男女混浴でまさに裸と裸のおつきあいが楽しめる。サウナで一汗かき、そのままプールに飛び込み、夏は外に出て何も着けずに太陽を全身に浴びる。これがドイツ人の健康法である。

はじめてタオルを持ってサウナに入った時、なにげなくタオルを体の上に置いていたところ、隣に座っていた若い女性にタオルを取るように注意された。彼女によれば、タオルは体の上にかけるのではなく、お尻の下に敷くのがエチケットであるとのこと。考えれば裸でサウナの板のところに座るのであるから、エチケットとしてタオルはお尻の下に敷くべきものである。ドイツ人は、裸が恥ずかしいと感じることはないようで、うら若き女性でもタオルで体を隠すなんて毛頭考えていないのである。

夏の間は、近くの湖での湖水浴も盛んであるが、湖岸ビーチも水着ありと水着なしの2か所に分かれており、水着ありのビーチでも女性は10 人に1人位は、トップレス。冬の間太陽を浴びる機会があまりないドイツ人にとっては、夏の間くらいは何も着けずに全身に太陽を浴びることの方が健康上大事なのである。
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