7月4日に都議選が行われたが、自民、公明両党で過半数を取ることができず、敗北という文字が紙面を飾った。自民党は、都民ファーストとたった2議席の差で何とか第1党になったものの、苦戦を強いられたのは、やはり、コロナ対策の失敗、五輪強行開催、不祥事の連続等が原因といえる。
個人的感想としては、自民党が伸び悩んだ一方、都民ファーストが予想以上に頑張ったこと、公明党が全員当選を果たしたことが気になった。自分の選挙区では、定員4人のところ、自民党が誰も当選しなかったので、ほっとしたが、全体を見ると、自民党がいまだに33議席も確保したことは予想以上である。コロナと五輪の失政で自民党支持者が減っているものと思っていたが、まだ支持している人が多くいるということは何を意味しているのであろうか?自民党が第1党に返り咲き、公明党が全員当選するということは、投票率の低さが最大の原因であろう。今回の投票率は、天候が関係したかもしれないが、42.39%で過去2番目の低さであったという。政治に関心の薄い無党派層の人達は、投票にも行かないということで、情けないかぎりである。公明党の全員当選を可能にしてしまうのは、都民の責任でもある。
このような投票率の低さが続く限り、秋に予定されている国政の総選挙も自民党、公明党の勝利は固いような気がする。一般国民が立ち上がらない限り、腐った自公政権は、継続されることになる。コロナや五輪で失敗しようと不祥事を続けようとそれを許しているのは、ぼんくらの一般国民であるが、一方、現状の生活に満足している上級国民も相当数いるということを意味しているかも知れない。
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