缶ビールには、135ml、250ml、350ml、500mlの4種類があるが、最も売れているのは、断トツで350ml缶で、135mlのミニ缶は1%程度というが、なぜ販売中止になっていないか分析するITmediaオンラインというニュースサイトが目に留まった。ビール各社とも1984年5月にミニ缶を同時に発売したようなので、生誕40年といえる。缶が発売された経緯等興味が惹かれたが、ビール会社の担当者によると「生活の中でちょっと息抜きをしたいときや、お盆時期のお供えものとして購入されることが多いですね。あと、ビールを飲みたいけれど、まだそれほど飲めない若い人たちが手に取る姿もよく目にしますね」とのこと。 最近では、外国人観光客がお土産として手に取るケースも。考えてみると、海外のビールでミニ缶は珍しいかもしれない。高齢者、健康志向の人、外国人を中心に根強く、また、お供え物としても人気があるようである。
我が家でも、二人ともお酒はあまり強くないので、スーパードライのミニ缶を買うことが多い。後は、250mlを少し買う程度で、350mlや500mlはお客様を迎える時に限定される。ビールは好きだが、多く飲めないので、つまみを食べる時にちょこっとビールを飲む程度である。ビールは最初の一杯が美味しいというが、まさにそんな感じである。夏の暑い時やスポーツで汗を流した後は、250ml缶を飲むこともあるが、普段の夕食では、二人でミニ缶や250ml缶をシェアするだけで十分なので、極めて安上がりである。お酒を飲むというよりはつまみを美味しく食べるためにちょこっと飲むと言った方が正しい。誰もがたくさんの量を飲むという時代ではなく、いまは『適正飲酒』が求められているので、ひょっとしたら今後はミニ缶が見直されるかもしれないとのことであるが、全く同感である。
ITmediaオンライン記事(11/16):https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2411/16/news053.html