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救わぬ岸田 首相失格~人命軽視

2024年01月12日 20時31分03秒 | 政治

 

1月1日に能登半島を襲った大地震に関わる政府による救援活動が全くお粗末で、いまだに行方不明者が200人以上いる始末である。救難の初動体制がお粗末で、自衛隊の出動数も少なく、首相のリーダーシップは全く発揮されておらず、首相失格がバレてしまった感がある。最初の72時間が救助できるかの正念場であるのに、道路が寸断されているとの言い訳で救助をさぼり、海ないし空からの救助もできたはずであるが、政府の動きは緩慢であった。7日には、デモクラシー・タイムスでも紹介しているが、陸上自衛隊習志野演習場陸自第1空挺団が奪われた離島を奪還するという「降下訓練始め」を予定通り行ったというニュースが流れたというから驚いた。被災地救助が進まず、200人以上が行方不明となっている一方で、出初式として平気で訓練を優先するという政権のセンスを疑う。特殊部隊のようなので、訓練ではなく、災害救助の実戦部隊として降り立つことは十分可能であったし、何人もの命が救えたかもしれない。人の命を救うより、国防力を示すことを優先するというとんでも政権であることが暴露された。Arc Timesでも、自衛隊の救助遅れについて、厳しく追及している。被災者は、首相及び防衛大臣に殺されたようなもので、救援第一を考えるべきリーダーとしては失格である。岸田首相に日本の舵取りを任せていたら、とんでもないことになりそうである。

今は、被災地のの復興に建設資源を投入すべきところだが、それでなくても逼迫している資源を大阪万博に投入し続け、予定通り強行しようとしているあたりも、政権、大阪維新のセンスを疑う。どうみても、何百億円もかけて建設してすぐ壊すという万博より、被災地の復興に資源を投入すべきであろう。被災者の痛みも共有できないのかと残念で仕方がない。他にも、安倍派の裏金問題や自民党の「政治刷新本部」の設置にも呆れるばかりである。メンバー構成もひどいし、事務総長が木原誠二であることにも呆れる。被災地が悲鳴をあげているのに、刷新本部の会合をのこのこやっているなんて信じられない自民党・岸田政権の対応である。まだ行方不明者がいるし、街全体が崩壊しているところもあるというのに、なぜ救済に向けて全精力を注がないのか理解に苦しむ。やってる感を出しているだけで、もはや岸田人災と化している状況となっている。首相の人命軽視ぶり、リーダーシップ能力の欠如は明らかになったので、早く、自民党政権を終わりにさせないと日本はますます駄目になりそうである。他の話題も含め、デモクラシー・タイムスのコメントは、納得するばかりである。

デモクラシー・タイムス(1/10): https://www.youtube.com/watch?v=QjUNXsAkjyI

デモクラシー・タイムス(1/12): https://www.youtube.com/watch?v=EVqJLonhcL4

Arc Times(1/8) : https://www.youtube.com/watch?v=LWs7mQDx_m0

 


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