先日の兵庫県知事選で、パワハラ等で失職した斎藤氏がまさかの当選を果たした。議会で全員からNOを突きつけられ、当選はあり得ないと誰しもが思ったが、狂った?兵庫県民は、とんでもない選択をしたようである。斎藤氏の当選はあり得ないという前提で立候補者が乱立したこともあるが、最大のポイントは、SNSによる誤?情報の拡散及び県知事になることが目的ではなく、斎藤氏を応援し当選させるためにだけ立候補した人物が選挙を乱す結果を生み、県民を扇動した結果となったことである。民主的な選挙とは程遠い憂うべき事態となって、ありえない結果が出てしまったように見える。前代未聞のことが起こったからには、「本人の当選を目的としない立候補は認めない」旨を公選法に明記すべきであろう。パワハラ問題や県議会議員全員による不信任決議は一体なんだったのであろうか?兵庫県民のレベルに驚くばかりであるが、マスメディアのあり方にも問題があろう。
ここ最近の政治や選挙は何かがおかしくなっている。都知事選でも明らかな学歴詐称という違反行為をしていた人物が当選したり、ポスターが貼れないほど候補者が乱立したり、候補者が公然と選挙妨害をしたり、自分の当選を目指さず他の候補者を応援したり、民主主義の秩序なんか完全に吹っ飛んでいる感がある。また、裏金を作り、税金を一銭も払わない人物が平気で立候補して当選したり、紙の保険証を勝手に廃止した人物や他殺を黙殺した事件の渦中にある人物が堂々と当選し,要職についたり、うんざりすることばかりである。少数与党となった自公政権は、野党第1党を無視して、不倫疑惑の党首の率いる小さな野党と裏で結託したり、ロシア・ベラルーシや中国のような独裁国家とあまり変わらないともいえる。アメリカもとんでもない人物が大統領になってしまい、アメリカファーストで世界の秩序を乱すこと間違いなしである。環境問題は何十年も後退し、核戦争の脅威も増し、地球は破滅に向けてまっしぐらである。
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