12月15日に世界遺産の街ホイアンへのJTBによる午後からの半日日帰りツアーに参加した。これまた、参加者は我々だけであったので、貸し切りとなった。午後2時半頃ホテルを出発し、車で50分位でノスタルジックな世界遺産の街ホイアンに到着し、まず夕方に情緒たっぷりの街並みの散策を行った。福建会館、フーンフンの家、海のシルクロード博物館及び来遠橋(日本橋)を見学した後、約1時間の自由散策の時間ももらい、街並みを楽しんだ。
目玉は、「日本橋」で、居住した日本人が3年かけて1593年に造られたという屋根付きの橋で、申(猿)年から戌(犬)年までの3年ということで、橋の両方のたもとには、猿の像と犬の像が祀られていた。橋の中央には安全祈願の小さなお寺があった。16~17世紀末のホイアンには、1,000人以上もの日本人が暮らしていたといわれ、朱印船貿易によって繁栄したホイアンには大規模な日本人町が作られ、東西の文化が混ざり合った古い町並みが残されているのである。街の建物も日本家屋風のものも多く、日本人が住んでいた面影が残っている。
街の散策後、街にあるホイアン料理レストランで夕食をいただき、外に出ると日がとっぷり暮れており、名物のランタンがいっそうノスタルジックな雰囲気を醸し出していた。数日前からの大雨で、川の水が氾濫し、歩いて橋を渡ることが出来ず、ナイトマーケットがある川の向こう側に行くことができなかったのは残念であった。川の氾濫は、年に1~2回くらいしかない出来事らしい。灯篭流しも行われていたが、川の水が溢れていたので、数は少なかった。オフシーズンにもかかわらず、街には観光客が溢れていたのは、意外というか、それほど人気のある世界遺産であることを再認識した。世界各国から来ているという印象はあるが、韓国人が一番目立った。個人的にも今回の旅行ではホイアン観光が一番よかったといえる。ダナンへの帰着は、夜7時半頃であったが、ホテルには直接戻らず、9時から週末だけのドラゴンブリッジのドラゴンが火と水を吐くショーを見るため、ドラゴンブリッジでツアーを終了した。
日本橋
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