15日、ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席が、ウズベキスタンのサマルカンドで会談したニュースが流れていた。ロシアのウクライナ侵攻後初の対面会談となったが、中国は、反米では利害が一致するが、ロシアの軍事作戦に支持を表明せず、支援も供給しておらず、強い立場にあることが明らかになった印象である。
今回の首脳会談は、サマルカンドで開催された中国が主導する8ヵ国から成る上海協力機構首脳会議に合わせ行われたようである。西欧諸国への対抗姿勢を示すこの機構には、ベラルーシが加盟手続き中で、イランも23年に加盟予定というが、我々にとっては嫌な存在の組織である。このサマルカンドには、2014年4月に旅行したことがあるが、観光資源がたくさん残されており、旅行先としては大変魅力のある都市である。
ウズベキスタンの首都は、タシュケントであるが、観光資源はあまりなく、世界遺産にも登録されているサマルカンドやブハラの方がはるかに魅力がある。サマルカンドは、ティムール帝国の首都でティムール一族が一世を風靡した都市で見どころも多い。先日、11日に放送されたTBS世界遺産の「世界遺産七つの不思議」の一つにも取り上げられたほどである。「サマルカンド 文化交差路」にある「呪いの棺」という不思議であった。番組によると14世紀に中央アジアから西アジアを支配したティムール帝国の英雄が眠る霊廟があるが、霊廟には棺があるが遺骨は入っていない。実際の遺骨は閉ざされた場所にある石棺にあると言われている。石棺は調査のため1度開けれた事があったがその後ドイツの戦争が始まり棺の蓋は鉛で閉じられ開かれていないという。七つの不思議に内、唯一行ったことがあるのがこのサマルカンドで、この霊廟にも足を運んだ。今となっては懐かしい旅の思い出となっている。
写真は、アミール・ティムール廟
共同通信記事: https://jp.reuters.com/article/uzbekistan-sco-xi-putin-idJPKBN2QG1HY
ウズベキスタン旅行アルバム: https://youtu.be/teDAeM9r6fQ
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