2月18日のNHK総合の「ブラタモリ」は、「世界の絶景~世界の絶景はどうできた?~」というテーマで、世界各地の絶景スポットをどうしてできたかの詳しい解説付きで紹介してくれた。アメリカのグランドキャニオンから始まり、ヒマラヤ山脈の絶景、アンモナイトの化石がヒマラヤから発見されていることからわかるようにヒマラヤの起源は海底にあったというから驚きである。
地球は、岩盤(プレート)覆われており、プレートは通常は海嶺という海の中にあるが、それが地上で見られるという珍しいスポットがアイスランドにある。そこはシンクヴェトリル国立公園で、大西洋中央海嶺の地上露出部分があり、ユーラシアプレートが東に北米プレートが西に広がっている。そこでは、ギャオと呼ばれる大地の裂け目が見られ、独特な岩肌を眺めることができる。そこは、930年に世界初の民主議会が開かれた場所としても有名で、世界文化遺産として登録されている。シンクヴェトリルに旅行したのは、2012年5月のことで、レイキャビクに2泊し、シンクヴェトリルを含むゴールデンサークルを巡るツアーに入り、テレビで紹介された場所は、この目でしっかりと見てきたので、臨場感バッチリであった。
さらにその他の絶景の場所として、アメリカのイエローストーン国立公園、セントヘレンズ山、トルコのカッパドキアの奇岩、アフリカのビクトリア瀑布が紹介された。カッパドキアだけは、2009年2月に旅行したことがあるが、他は未踏であり、いつか行きたいとは思っている。今回のブラタモリは世界の絶景ということで、興味深く最後までしっかり見たが、解説が詳しく、わかりやすいので大変勉強になった。地球の活動が生んだ数々の絶景の秘密をタモリさんがブラブラ歩いた“つもり”で解き明かすというまさに最新技術を駆使したブラタモリワールドツアーを十分楽しむことができた。
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