2月3日の「郷原信郎の日本の権力を斬る!」は、医療ガバナンス研究所理事長である上昌広医師に過去3年間のコロン対策について聞き、いろいろな問題点が指摘されている。上氏によると、日本のコロナ対策失敗の元凶は「感染症ムラ」であるという。3年間の総括としては、先進国としては最低レベルであったと断言する。その根拠は死者数が多いことであるという。コロナ対策費として巨額の税金を投入し、経済的にも健康の面においてもパフォーマンスが極めて悪かったからである。問題点は一言で言うと、国民に向いておらず、感染症のことしか関心がないという。感染症法という感染者を強制隔離するという古い法律の立てつけも問題であるという。
新型コロナの分類を2類から5類に変更することについても、感染症ムラの専門家たちは、保健所の係わりがなくなるので、ずうっと反対していたようである。医系技官のポストである厚生省健康局や感染症課の連中が自分達の権限を守ろうとしているようである。尾身会長も問題であるとバッサリである。日本では、専門家が暴走するとそれを止めることができない仕組みになっているのも問題であるという。視野狭窄がますます進んでいる。メディアも同罪だという。上氏のような真っ当な専門家をマスメディアはほとんど取り上げようとしないのも問題であると思う。コロナ対策について参考になる情報が多いので、しっかりと耳を傾けるべきであろう。
郷原信郎の「日本の権力を斬る!(2/3): https://youtu.be/5D4Rp7GY1Ec
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