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2月19日から3泊5日でフィリピンのセブ島に旅行してきました。出発前々日にフィリピン入国にあたっては、e-Travelというオンライン登録(電子入国カード)が必須であることを知り焦った。2023年に導入されたようで、紙の入国カードや税関申告書は、すべて廃止され、パソコンかスマホで写真とともにオンラインでの登録が必須で、しかも出発の72時間以内しか登録できないので、年寄りにはかなり高いハードルであった。旅行会社担当者からの口頭での告知もなく、危うくトラブルになるところであった。シンガポールなども同じような電子入国カードを導入しているようで、個人旅行の怖いところである。今や、スマホが自由に使えないと海外旅行もできない時代になりつつあるといえる。
成田からLCCであるセブ・パシフィック航空の直行便(エアバス321)で約5時間半。並んでの座席指定と受託手荷物は追加料金を支払ったが、機内では、驚きのことがいろいろあった。まず、LCCだから仕方ないのかも知れないが、座席がリクライニングしない。また、キャビンクルーの制服のスカートとズボンがジーンズ風で、特に男性クルーは、はじめジーパンをはいているのかと思ったほどである。また、我々は11ABの座席であったが、7~9ABCの9席がクルー用にブロックされていた。10ABCが空席で、11Cには他の乗客もいて窮屈だったので、クルーにお願いして、10ACに移動させてもらった。満席ではないが、どうもクルーの休憩用にブロックされていたようで、飛行中、クルーの何人かは、制服の上からフード付きのヤッケみたいなものを羽織り、乗客と同じようにそこで休んでいた。一人のクルーは、3席をつぶしてそこで横になって休んでいたので、ビックリした。乗務中であるはずだが、規定で着席での休憩が認められているのであろうか?もちろん仕事をしているクルーもいたが、横になったり、着席して休んでいたりするクルーを見たのは初めてであった。また、昼間の飛行であるが、飛行中は、窓を閉めるように指示され、外を見ることができなかった。飛行機には何百回と乗っているが、いずれも初めての光景であった。復路便は、真夜中発の夜間飛行でほぼ満席だったので、往路のようなブロックはなかった。LCCなので、飲物サービスも機内食サービスも有料だが、グッズ販売もあったので、荷物名札を購入した。
ホテルは、バスタブ確約に惹かれ、アルテラというホテルに滞在したが、これまた、マクタン島(セブ島に隣接し、空港もその島にある)の北側の岬の突端にあるまさに「ポツンと一軒家」ではないが、周辺にはお店も全くなく、陸の孤島状態で、全ての点でいまいちであった。まず、部屋にテレビがなく、ユーチューブやなどのデジタル動画しかみられず、その操作もよくわからなかった。あまりに奥地にあるので、タクシーも常に100ペソの追加料金を取られた。繁忙期なのに宿泊客はまばらで、たいへん静かであった。プールやジムはあったが、ビーチがないので、人気がないのであろう。両替機能もなく、施設も若干古い印象を受けた。唯一よかったのは、バスタブがあったことと朝食がまあまあであったことくらいである。
現地でまるまる3日あり、1日目はゴルフ、2日目はアイランドホッピング、最終日は市内観光とトップ・オブ・セブの展望台での夜景観賞ディナーという忙しい毎日であったが、別途、ユーチューブで旅行アルバムを作成し、ブログでも旅行記を綴ってみたい。
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