この中で、カナダは果たして、どう動くのでしょうか?
アメリカにも逆らえず、中国を無視して生き抜くのも困難なカナダです。
それに比べて日本は表面的に、アメリカ寄りの動きに偏るしかないでしょう!
オーストラリアは、東南アジアの海洋権の関係から中国に対して、プレッシャーを掛けたいから、アメリカ寄りの政策を選択するしかないでしょう!
世界の覇権を掛けたアメリカと中国の狭間で、このような偏った政策が国や国民にとって何がメリットなのかの難しい選択です。
現在、1.5倍ほどのGDPのアメリカですが、人の動きや資本の動きを見ると、アメリカと中国の差は相当に、縮まっています。
アメリカの形振り構わない最近の、対中国外交を見る限り、トランプ大統領はかなり追い詰められている印象です。
政治家としては、ここまで動揺したような政治的対応は避けるべきでしょうが、トランプ大統領では抑え切れないのでしょう!
人口が多い中国の強みでもある人海戦術と資金攻勢です。共産国家としての強みでもありますが、弱点にも成り兼ねません。
一方、アメリカは世界のトップの座を奪われたくない一心で、中国包囲網を構築したいのでしょうが時、既に遅しの感が強いです。
世界の国々の多くが中国抜きでは成り立たないような状況に成ってしまっているからです。
それはアメリカにも言えます。中国には覇権を奪われたくないし、中国が崩壊したなら、火の粉はアメリカにも降り掛かるという現状です。
こんな中で、日本の存在価値は余りにも小さなものに成ってしまいました。
既に中国には、日本を重視する意味合いが無くなっています。アメリカの影に隠れアメリカの言い成りの日本は、脅威でも何でもないのが現実です。
アメリカと中国の綱引きが始まっています。中国が覇権を取った時にも日本が生き残れる道筋を構築しておくべきですが、今の日本の政財界では力不足ですね!