実質の経済と掛け離れた株式市場だが、何故だか政財界もメディアも、如何にも経済社会の要素として扱っています。
人間社会には、実像と虚像が入り乱れています。社会生活の中で健全な経済活動として扱われるべきものと、現実としては、社会から解離した状態に成っている機構が存在しています。
現実には、この虚像というべき株価を計算の材料として扱っている愚かな連中が沢山居ます。
多くの連中が、自分達を専門家とか資格者として人前に現れています。
そういう連中を見抜けない庶民にも問題がありますが、民衆なんて皆、このレベルです。
じゃぶじゃぶに放出された余剰資金で彩られた虚飾の株式市場なんて取るに足りない、本の一部の情報でしかありません。
この形態で世界中の国々の馬鹿な専門家が、都合良く使い分けているのです。
個人だけでなく、色んな分野で利用される道具でしかない株式市場です。
問題の庶民ですが、1日も早く実像を見極める力を身に付ける必要があります。
株式だけでなく、あらゆる情報の元になる情報数字が出鱈目なのです。
この情報数字や仕組まれた対応が人心を惑わせているのです。株式市場の相場が実際の経済社会と全く無関係とは言いませんが、政治が株式の相場に振り回されていては、国家の中心に居る人間が、振り回されていては成りません!