アメリカだけが独走する世界で、日本も孤立の道を選択するかのような昨今ですが、如何なものでしょうか?
近年の日本は周辺諸国に対して、反目するかの如き振舞いが目立っています。
何でも自由と主張するアメリカの後を追うつもりなのでしょうか?
主張が正しいかだけが問題ではないのです。政治や外交には互いの立場を尊重する必要もありますし、環境の違いもあります。
自国の利益を優先するのも悪くはありませんが、相手国には相手国なりの事情もある訳です。自国の利益の為なら相手国の利害は関係ないという考え方は如何にも稚拙です。
結局、民主主義を履き違えている国家や政治家が多いことが問題なのです。
もう既に、民主主義が壊れてしまっている国も多いように感じます。世界には、民主主義と、程遠い国もあり、民主主義が壊れてしまった国もあり、この格差が大変、拡がっています。
民衆を主役と煽てて、民衆を巧く操り巧みに統治するのが政治となっています。
即ち、民主主義も成熟期を終えて、衰退期を迎えています。民衆そのものが、其れほどには賢明ではないのです。
世界には、国や集団を統治する為の数多くの機構や体制があります。その統治の為の道具として利用されているのが教育であり、考え方です。
つまり宗教や教育も、その道具として利用されているのです。それが悪いとは言いません。
国や集団の繁栄、成長の為に役立っていれば良いのですが、特定な一部の人間が我欲の為に悪用されていることが問題なのです。
人間は、其れほど賢いのではありません。互いに叱咤しながらでないと賢明には生きられないことを自覚すべきですね!