オトギリソウ科 オトギリソウ
三種類あるオトギリソウの中では一番草丈が有ります。名前の由来は鷹匠の兄弟が居てこのオトギリソウが鷹の傷に効果が有ると知っていた兄は弟に門外不出にするよう言いつけていました。ところがその秘密を漏らしてしまった弟に怒り切り殺してしまいました。その弟を殺めた時の血しぶきが葉や花に黒点として残っているという所からの命名です。「弟切草」オトギリソウです。
花の縁に黒点が有るのが確認できますか?こんな優しい花にそんなドラマが隠されていたとは・・・
ヒメオトギリ
高さ15~40cm程で黒点は無く明点が有ります。
花は2~3個付きます。弱そうに見えて茎は見た以上に強靭です。
コケオトギリ
名前でもお分かりの様に一番背が低いです。葉も丸くて小さいです。
花はてっぺんに1個付きます。黒点は有りません。葉の中心部分に若干の明点が有ります。