ふれあいの森特派員

ながら川ふれあいの森で見つけた生き物たちや風景など盛りだくさんの情報をお届けします!ときどきチェックしてね(^_-)~♪

今年は親の姿は見えませんでした

2019-09-26 19:02:39 | 昆虫

               オトシブミ科 ハイイロチョッキリ

百年公園北口のメイン道路を博物館方面に向かって歩いていくと、右側の道路に沢山のコナラのドングリがこの状態で落ちています。上を見ているとクルクル回りながら今まさに落ちてくる盛りです。落ちてきたドングリを見ると必ず防止の部分に小さな汚れが有りあります。その汚れは・・・

コナラのドングリの汚れの部分を中心に割ってみるとこんな感じになっています。ハイイロチョッキリが穴を開けて卵を産み枝ごとドングリを落とします。諸説色々あるのですが要は卵から孵化した子供の為に枝ごと切り落とすのです。

この卵から孵った幼虫がドングリの中身を食べある程度の大きさになったら今度はドングリを脱出。土の中に入り幼虫のまま冬を越し蛹になって成虫になります。よく考えられた仕組みだと感心しきりです。

コメント (2)
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