常緑樹は常に緑の葉と思いますが、この時期になると紅葉が見られます。寒い時期に葉が凍結しないように作り出した糖分を貯めて赤色色素アントシアニンに変えているんです。普通の水よりも砂糖水の方が凍りにくいんだそうです。まさに「富糖」の「不凍液」ですね!
ニガイチゴ バラ科
常緑樹のニガイチゴが日当たりの良い所で見事な真っ赤です。食べたら甘くておいしいのではないかな?と思ってしまいました。この赤色も春になれば緑色に戻っていきます。
サネカズラ マツブサ科
常緑樹でつる性のサネカズラです。緑色が混ざっているような赤色です。光っていて目立っていました。
コアジサイ アジサイ科
落葉樹のコアジサイは尾根道の日陰にあります。少し暗い所で色が抜けたような黄色が光って見えました。
コバノガマズミ ガマズミ科
落葉樹のコバノガマズミです。見事に赤くなっています。幼木なのでなかなか分からなくて、皆さんのお力をお借りしました。
コナラ ブナ科
落葉樹のコナラです。高さ30センチくらいの幼木で見やすい所にありました。コナラは茶色~オレンジ色が多いのですが、真っ赤でした。
モチツツジ ツツジ科
半落葉のモチツツジです。冬芽の近くの数枚の葉だけは残り、それ以外の葉は落ちてしまうので半落葉と言われます。残った葉がキレイに赤くなります。