精神鑑定というのは、相手に、あって、様々な質問や、検査をして、鑑定をするものと、漠然と思っていたが、
した準備とか、下調べとか、家族との面談とか、鑑定依頼の話とかも、裁判所が、からむと、複雑なものが
あったり、様々なこともあるようだ。
様々ある検査法の実際例などは、興味深いものがあった。
「リスナー心を読む青い瞳」というドラマがある。
青い瞳の青年が、人の心を読めるというもの。
彼の、活躍で、犯罪者の逮捕につながったり、するというものだが、人の心を読めるということは、便利だと思える
反面、読めることのマイナス面も、描かれていて、そいういう能力があったとしても、
自分でコントロールできたり、しないと、精神がボロボロになる可能性があるかもしれないというのは、なんとなく
理解できる。
だからこそ、通常は、人の心を読む能力はないのだろう。
しかし通常の人は、他人の心を読みたいときは、仕草や動作から推定する。
人の心を推定するということは、相手のことを、知ろうとすることで、自分の行動に対しての判断材料にもできるけれど、
人のことに、一切、気持ちを持たない人が最近よく目にする。
「気配りのすすめ」という本がベストセラーになったことがあったが、最近は、そいういうことにさえ関心を持たなくなった人が
増えているような気がする。
社会で暮らしているのだから、他人への配慮も少しは持って欲しいものだと、最近思う。
精神鑑定能から心を読む
福島章
講談社文庫