法人名義の口座があり、キャッシュカードがエラーになってしまったので、近所の銀行へ出向いた。
ロビーの案内係りに、カードがエラーになる旨を伝えると、2階の窓口へ行けとのこと。
2階へ上がり、受付番号を出力させて、待つこと、ほんの何秒。
窓口の人に、キャッシュカードがエラーになってしまうこと。
以前、別の通帳で該当カードでおろそうとしたことがあったので、そのためかもしれない旨を伝える。
係りの者いわく、「通帳番号から、お調べします」端末の操作後、「既定の回数の暗証番号が不備によりカードが凍結されています。新しく、作る必要があります」とのこと。
ついては、「通帳に記載の本人が来てほしい」とのたまう。
個人の通帳なら、本人というのも、納得できるが、法人で、通常本人がくることは、ほとんどありえないのではないかと思う。
「無理です」と伝えると、「では、従業員というのを、確認できる社員証と、名刺と印鑑を」
これは予想していたので、用意していたものを提出。
「事務所へ確認しますが、いいですか?」と聞かれたので、「はい」と返事をした。
そのあとが、ひと騒動だった。
事務所を先日、移転していて、住所の変更および電話番号の届をしていなかった。
係りの者いわく「住所の変更をまずしてください。ご本人が窓口に来ていただきたい」とまた、のたまう。
以前、身内の通帳を作ろうと出向いた時、「ご本人は?」と言われたことがある。
学生だから来れません。と伝えると、用紙を渡され、本人の自署で書いて欲しいと。
ひそかに、通帳を作って、こっそり、お金を貯めておいて、いつか、驚かしてやる。
なんてことは、今はできない。
通帳の口座にからむ犯罪、マネーロンダリングとかの防止と称して、本人確認が厳しくなった。
法人の通帳の場合、キャッシュカードの暗証番号の変更は、「窓口に来た者しか知りえないことになるので、・・・・」ということらしい。
わからなくはない、けれど、この厳正さは、消費者立場を無視しているとしか思えない。
口座の転売、盗んだキャッシュカードでの引き出しが今でも、まかり通っているのに、悪意のない、まじめな者へは、ネックとなって、時間を奪われ窓口の応対に不愉快な気分に会い、こうして、うっぷんをはらしたくなる。
緊急業界への不満、腹の立つ思いを経験した者は、結構いるようで、ネットで多少検索したら、結構悩み、愚痴、などがあった。
「解約したい」「もう、使わない」との言葉もあった。
庶民の銀行利用者は、銀行員の態度に怒っているのが多かった。
「馬鹿にしている」というのが大方。
小口の客を「ゴミ」と称しているというのをウン十年ほど前に耳にしたことがある。
この態度は、今でも変わってはいない。