10年近く以前のこと、その頃所属していた市民グループで、「代用監獄」についての
勉強会をしたことがあった。
講師は、市内在住の弁護士。
代用監獄のパンフや、資料を参考に、2時間程度の学習をした。
それからは、冤罪とか、逮捕の容疑者は、否認しているとかの
ニュースに接すると、代用監獄のこと、誤認逮捕のことを思う。
悲惨な事件で、容疑者もなし、逮捕者もなしという報には、被害者の無念を思う。
誤認逮捕では、人生をめちゃくちゃにされた、逮捕者のこの先の波乱を思う。
起こした犯罪者を憎く思う。
私は真犯人を知っている
未解決事件30
「文藝春秋」編集部 編
文春文庫