61歳の男性が、高校生の自転車にはねられて死亡したそうな。
日本全国で、何万台とあろう自転車。
エコだとか、地球に優しいとか、いいことばかりを宣伝されているが、自転車のルールや
危険性については、一部にしか届かない。
歩道を我が物顔に、走っていったり、横断歩道の真ん中を歩行者がよけろとばかりに
走っていたり、マナーの悪さは、最近、ニュースにもなっている。
だいぶ以前にも、自転車が坂道を飛ばしていて、歩行者をはねたという事故が報道されていた。
時折、自転車が加害者になる事故のニュースがあるし、自転車のルールをという声も最近は
聞かれる。
毎日、街中を歩いているが、歩行者のルール無視、自転車のマナーの悪さは、毎日目にする。
自動車も例外ではない。
電車の運転士も、眼鏡を忘れたり、携帯電話に熱中したりすることもあるし、
要するに、皆、自分だけは事故らない。
と疑わない人が増えているということだろう。
歩行者だって赤信号で、横断歩道を渡るのも、最近は毎日目にする。
自転車の片手運転もよく見かける。
ルールというのは、最低の範囲の決まりだと、思うのだが、自分は、特別と思っているのか、
社会の一員という自覚があまりにも無い。
お互いのためのルールなのに、自分だけは関係ないとおもわれがち。
先の自転車事故だって、少しの気配りと、注意をすれば、防げたはず。
よく言えば、他人を信頼している。
悪く言えば、他人を無視している。
これでは、事故は減らない。
社会のなかで、生活をしているということを、思い出す必要があるのでは。