ヒストリーチャンネルで「9.11~アメリカを変えた102分」を見た。
あの日は、二機目の飛行機が、追突し、やがて、ビルが、崩れ落ちていく様をテレビニュースで
知った。
火砕流のようなほこりが、逃げる人や道路脇の駐車している車を真っ白にしていく。
道路も白い粉が降り積もり、事務所火災のときのような紙切れが道路に散乱。
悪夢のようなニュースだった。
超高層のビルが、崩れ落ちていくさまは、現実とはおもえなかった。
そんなことが現実に起こっているなんて、信じられなかった。
程なくして、日本にもテロが来るとか、デマが飛び交い。
アメリカでは、非常事態宣言が出され、アフガニスタンへの攻撃を始めた。
「イスラム原理主義」とか「アルカイダ」とかが、連日報道されたり、航空業界は、搭乗の検査を強化したり、
様々な影響があった。
崩壊した、ビルの跡地を整備するとか、犠牲となった、消防士の像を立てるとか、毎年、9.11に関わる報道は、続いた。
日本で起きた、3.11についても、11日と同日ということもあって、並んで報道されることもあった。
11年目となった9.11も当時は報道されなかったことも、少しづつ出てくるようになった。
しかし、愚かな出来事は、繰り返される。
人は、歴史を学ぶけれど、それを暮らしに活かそうとはしない。
日本が起こした、第二次世界大戦。
「ある人は、日本が愚かだった。アジア諸国に誤り足りていない」
という人もいる。
「止むを得ない戦争だった。アジア諸国の独立を促した」
「日本は充分アジア諸国に誤った」等々耳にする。
本当のところは、どうなのか。
それとも全部が、正しいのか。
いまだにわからない。
もうすぐ、「トラトラトラ!」の記念日がまた来る。