★レッスン18★ 声帯のポジション!? たった10秒のどトレ! 5分! 今日の「のどトレ」嚥下トレーニングチャンネル SWALLOW TRAINING ASSOCIATION
「嘔吐後もずっと痛い」“アニサキス食中毒”急増…要因は? “殺虫装置”開発進む
2022/06/11 10:30
「5月の頭ごろだったと思う。サバを食べて当たった」
【映像】魚の切り身から出てきた実際のアニサキス(2:20ごろ)
こう話すのは、アニサキスで食中毒を起こしたタマさん。自分で釣ったサバを酢締めにし、少しずつ食べていたこところ、アニサキスに気付かず、食中毒になったという。
「おなかの下というよりかは、胃の辺りがずっと痛くて。嘔吐した後も、ずっと継続して痛いといった感じ。本当に動けない」
厚生労働省が8日に発表したアニサキス食中毒の患者数をみると、ここ数年で急増していることがわかる。今年は5カ月余りで、すでに10年前(2013年)の患者数を大きく上回っている。
青魚、特にサバやイカなどに寄生する、長さおよそ2センチから3センチのアニサキスの幼虫。寄生していることに気付かずに、生で食べてしまうと、食中毒を引き起こしてしまう。
急増するアニサキスによる被害。今、魚に何が起きているのだろうか。
神奈川県川崎市にある鮮魚店では、さまざまなアニサキス対策が行われていた。二子新地鮮魚店魚市の営業統括部長である薦岡慶祐さんは「10年くらい前から比べると、すごく増えたと思う。本当に多いときは、半身で5〜6匹出てくるときもある」と語る。
生の魚を提供するために、まず“目視”でチェックする。店では、魚のプロが手作業で徹底的に駆除していた。
この日仕入れたばかりの、生のサバをさばいていると、やはりアニサキスが潜んでいた。
「(身の)中にいるのは、僕はちょっと表面削って、身の色が変わっているところを探す。こうやって削っていくと、中に(アニサキスが)出てくる。普通の人だと、見落としちゃうんじゃないかなと思う」と話す薦岡さん。アニサキスが1匹見つかると、身をほじくり返し、アニサキスを取り除く。この後、さばいた魚は総菜用に加熱調理を行い、安全管理を徹底している。
■被害はほぼ全国で…アニサキス急増の原因は?
日本の食文化の代表ともいえる「刺し身」。厚生労働省は生の魚介類を扱う業者に対し、サバ、イワシ、イカなどアニサキスが寄生する魚は「目視・冷凍・加熱」の処置を推奨している。しかし、アニサキスは、冷凍ではマイナス20度で24時間以上かけないと、完全に死滅しないという。
熊本大学の産業ナノマテリアル研究所・浪平隆男准教授は「実際、1998年にお肉は全冷凍しなさいと決まった。そのとき『魚も(全冷凍に)』という話になったらしいが、やはり日本の食文化をダメにしてしまう可能性があるので、見送られた。ただし、このままアニサキスの食中毒が増えていくと、ひょっとしたら、そう言っていられない状況になりかねない。分岐点にいるような状態だ」と話す。
浪平教授によると、世界では、ほとんどの国で魚を一度冷凍することが義務付けられているという。生で魚を食べる文化のある日本などが、わずかに例外となっているのが現状だ。
今年、9日までにアニサキス食中毒の患者は、ほぼ全国で確認されている。アニサキスが増えている原因について、浪平教授はこう語る。
「アニサキスが寄生虫で、クジラが終宿主なんです。要は、アニサキスはクジラにいくために、頑張っている」
まず、クジラの餌となる魚がアニサキスの卵を食べ、その魚の体内で、アニサキスは幼虫になる。そして、その魚を、クジラが餌として捕食。アニサキスはクジラの体内で卵を産み、クジラから排出された卵を、また魚が食べるという連鎖が起きているのだ。
波平教授は「クジラの数が圧倒的に増えている」とした上で、これがアニサキスの数が増えている要因ではないかと分析する。
「水産業界の方が言うには、(寄生している)魚種が拡大している。『今、海に住んでいるもので、アニサキスがいないものはいないのでは』とまで言われるようになっている」
■アニサキスを“一瞬で死滅”熊本大学が殺虫装置を開発
食中毒を引き起こし、激しい腹痛をもたらすアニサキス。ただ、死んでしまえば、悪さをすることはない。どうすれば、魚の鮮度を保ちながら、すべてのアニサキスを死滅させることができるのか。
熊本大学では、“アニサキス殺虫装置”を開発。仕組みは、1万5000ボルトという雷レベルの電圧を100万分の1秒という一瞬だけ流すというもの。これでアニサキスは、99.9%死滅する。
「こういう技術で、文化を絶やすのではなく、安全なものを提供できる技術に切り替えようという機運も今高まっています」と意気込む浪平教授。アニサキス殺虫装置は、すでにプロトタイプが去年から実用されていて、2025年以降、量産販売の準備に入る見通しだという。(『ABEMAヒルズ』より)
“噴射”消火器をトラックに次々と…防犯カメラが捉えた2人組の狙いとは? 18台“全滅”で被害1億円超
2022/06/11 11:10
深夜0時過ぎ、防犯カメラに不審な人物
大阪市にある、運送会社に設置された防犯カメラ映像。
営業が終わり、誰もいないはずの午前0時過ぎ。フードをかぶった人物が現れ、突然トラックの窓ガラスを割った。
さらに割った窓から運転席に何かを入れた次の瞬間―。
車内に白い煙のような物が充満。何が起きたのか?
投げ込まれたのは“噴射”消火器
被害に遭った運送会社代表:
ガラスが割られて消火器の粉が中に噴射されている状態なんです。
ガラスが割られて消火器の粉が中に噴射されている状態なんです。
噴射状態の消火器が車内に次々と投げ込まれたという。
その結果、座席やハンドルなど運転スペース全体がピンク色の消火剤まみれに…。
被害にあったのは、このトラックだけではなかった。
車で仲間が到着、2人がかりで…
この後、もう1人の仲間が車で現れ、今度は2人がかりで、トラックの窓ガラスを割り始めた。
そして、同様に噴射状態の消火器を全ての車の運転席に投げ入れた。
わずか6分ほどで犯行を終えた2人。
一連の犯行で会社が保有する18台のトラックすべてが運転不能となった。
修理や車両レンタル…被害は1億円超
被害に遭った運送会社代表:
4トン車で(修理代が)500万円。2トン車3トン車はちょっと下がるのでそれでも(修理費合計は)8000万円ぐらいですね。
4トン車で(修理代が)500万円。2トン車3トン車はちょっと下がるのでそれでも(修理費合計は)8000万円ぐらいですね。
さらに会社側は請け負っていた仕事をこなすために、別のトラックをレンタル。それらの費用を含めると被害総額はおよそ1億円に上るという。
被害に遭った運送会社代表:
単なるイタズラではなさそう。見るからにトラックを動かせなくしたっていう感じですよね。
単なるイタズラではなさそう。見るからにトラックを動かせなくしたっていう感じですよね。
代表者がこう話す理由は、消火器の特徴にあった。
被害に遭った運送会社代表:
消火器の粉って言うのはすごく粒子が細かくて。トラックの中の電気系統全部アウトになるので時間がかかる。
消火器の粉って言うのはすごく粒子が細かくて。トラックの中の電気系統全部アウトになるので時間がかかる。
そのため、修理に出してから半年で、戻ってきたのは4台だけ。18台すべての修理が終わるのは来年になる見通し。
警察は威力業務妨害の疑いで、犯人の行方を追っている。
(「イット!」6月9日放送)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/66524?display=1 意外!?「木じゃなくて草です」値上げめぐり注目の食べ物たわわに実る 富山県中央植物園
国内話題・グルメ
チューリップテレビ
2022年6月9日(木) 17:50
富山市の県中央植物園では「ある植物」が、開園以来最多の実をつけ話題となっています。いま、値上げをめぐって注目を集めている、あの食べ物です。
富山県中央植物園にある「熱帯果樹室」。こちらの温室ではいま、真っ赤なドラゴンフルーツや、コーヒーの実など様々な植物が実っています。そんな中・・・
記者:「うわっ!見てください、こちらには、バナナが大量になっていますよ!」
バナナ農園と見間違えるほど、たわわに実った立派なバナナ。
富山県中央植物園 志内利明さん:
「開園以来初めてですね、やっときたなと」
富山県中央植物園にある「熱帯果樹室」。こちらの温室ではいま、真っ赤なドラゴンフルーツや、コーヒーの実など様々な植物が実っています。そんな中・・・
記者:「うわっ!見てください、こちらには、バナナが大量になっていますよ!」
バナナ農園と見間違えるほど、たわわに実った立派なバナナ。
富山県中央植物園 志内利明さん:
「開園以来初めてですね、やっときたなと」
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知床、エンジン減らし船底改造 専門家「不適格な部分多い」
2022/06/11 10:13
「カズワン」改造のイメージ(写真は福冨廉氏提供。提供写真の一部加工)
(共同通信)
北海道・知床半島沖で沈没した観光船「KAZU 1(カズワン)」は運航会社「知床遊覧船」に所有権が移ってから船底部などに改造を受け、エンジンが2基から1基に減っていた。関係者への取材で11日、分かった。燃費が良くなり維持費は下がるが、事故リスクが高まるとの指摘も。浸水の恐れがある箇所は未改造で、いずれも法的に問題ないが、専門家は「旅客船として不適格な部分が多かった」と話す。
関係者や小型船舶登録原簿などによると、船は1985年に進水し、広島や岡山など波が穏やかな瀬戸内海の定期航路で使われた。エンジンは2基だったが、知床遊覧船に渡って以降、1基になった。