ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

過失

2012-12-12 16:54:51 | 日記

連続変死事件の容疑者が、「自殺」とのニュースがあった。

自殺をほのめかしていたとのことだが、

自殺とするのには、疑問がある。

素人判断だが、

1時間ほど前には、いびきをかいていたそうな。

その後の巡回でも、寝息をたてていたという。

それに、服を、首に巻きつけて、布団に寝た状態というのも不思議。

3人部屋だったらしいが、もしも、実際に自殺だとしたら、計画的に、いびきや寝息をたてて、

看守や同室の者を欺いたことになる。

「死にたい、どうやったら死ねるの」と周りの者に訴えてもいたそうな。

死にたい気はあるが、助かりたいという気持ちが、裏にある、言動とも見える。

一番らしくないと感じたのは、布団に横になった状態。

首に洋服を巻いて、窒息は、成功率は、少ないと思う。

以前、妻を殴打し、殺したと疑われた、夫がいた。

彼も自殺と報じられたが、一部には、不審とされた。

自殺のふりをしたけど、誤って死んでしまったというデマもあった。

年末の押し迫ったこの時期。

高齢者の自殺が増えるという。

死んでしまったら、真実は、憶測しかない。

そして、波紋は、計り知れない。

間違って死んでしまったなんてのは、一番空しい気がする。


寄席

2012-12-10 06:48:57 | 日記

寄席に行った。

今度は、寄席が地元に近い隣町であった。

1,000人以上の市民会館が、ほぼ満席。

江戸屋まねき猫

初顔。

発声練習はどんなことをするのか気になった。

虫の音が一番だった。

全体的に、構成もよかったし、何年やっているのかはしらないが、技術は高いようだ。

 

春風亭柳之助

結構楽しめた。

 

春風亭小柳枝

合間でちょっと仮眠タイムしてしまいました。

 

ナイツ

コント系はあまり好まないが、このコンビは、いい味を持っている。

何度も笑って、目じりを何度も拭ぐった。

こんなに笑ったのは、久しぶり。

テンポも、ネタもよかった。

相棒の突っ込みも、相方がしゃべっているうえにかかっているのに、

邪魔にならず、間の取り方がばっちり。

こういう正統派的なコントをやる人がいるのは嬉しい。

 

桂歌丸

なんといっても、桂歌丸は、格が違う。

開口一番から、聞いている者が、引き込まれ、堪能し、これぞ落語という空気が会場いっぱいに

広がっている。

マクラもサゲも、絶妙。

イントネーションがまた、貫録があるし、これぞ芸人。

たっぷり、たーっぷり堪能しました。

また、聞きたい。

今度は、いつ聞きに行けるか。

時折からんでいた痰が心配。

資本の身体を大事にして、まだまだ、現役で、頑張ってください。


歌舞伎

2012-12-08 08:00:08 | 日記

マンガで読ませるようになっているのが嬉しい。

だいぶ以前に落語家の話をマンガでみたことがあった。

漫画自体は、上手な書き手で、分かりやすかった。

欲をいえば、一話毎の紙面がもう少し長いと、もっと分かり安いとも思った。

生の歌舞伎がみたくなった。

 

歌舞伎

筋たて・見せ場がひと目でわかる本

いまいかおる

KKベストセラーズ


間違い

2012-12-07 12:33:39 | 日記

毎朝のニュース番組は、日課になっている。

世界のニュースや話題などを1時間弱でおおよそ、耳にする。

そろそろ半年くらいになるだろうか。

キャスターの一部が変わって、新しい人になった。

男女の二人組だったが、女性二人に変わったのだ。

それはそれで異論はないのだが、新しく、担当になった人が、毎日、2,3回は間違う。

月初めに、言い間違い、のひどいキャスターがいて、相方のキャスターが、よく指摘していたのだが、

その組は今まで通りで、もう一組のキャスターが変わったのだ。

ところが先の間違いの多いキャスターのさらに上を行く、言い間違い、つっかかりには、驚かされた。

新人さんだからと初めの頃は、仕方がないなと大目にする気持ちもあった。

ところが、およそ半年ほどたつが、一向に改善しない。

言い間違いが、日常的なのだ。

最近は、聞くのも、苦痛になってきた。

昔のアナウンサーは、言い間違ったりすると「失礼しました」と断りを入れて訂正したものだった。

最近のアナウンサー(?)は、失礼しましたは一度も言わない。

何度も、何回も間違うのだから、「失礼しました」は省略なのか。

何年か前に、年末に、ドラマのチョンボや、NGの特集だとかがあって、NG大賞なんてのがあったが、

間違うことは恥という意識はなくなったのかもしれない。

タマゴの、ロゴを採用している某放送局は、入社試験が厳しいというのが定番だったとか。

最近は、民放と肩をならべているのでは、と思える。

いいのかな、これで。

プロ意識がなのではないか。


口座

2012-12-06 13:31:58 | 日記

法人名義の口座があり、キャッシュカードがエラーになってしまったので、近所の銀行へ出向いた。

ロビーの案内係りに、カードがエラーになる旨を伝えると、2階の窓口へ行けとのこと。

2階へ上がり、受付番号を出力させて、待つこと、ほんの何秒。

窓口の人に、キャッシュカードがエラーになってしまうこと。

以前、別の通帳で該当カードでおろそうとしたことがあったので、そのためかもしれない旨を伝える。

係りの者いわく、「通帳番号から、お調べします」端末の操作後、「既定の回数の暗証番号が不備によりカードが凍結されています。新しく、作る必要があります」とのこと。

ついては、「通帳に記載の本人が来てほしい」とのたまう。

個人の通帳なら、本人というのも、納得できるが、法人で、通常本人がくることは、ほとんどありえないのではないかと思う。

「無理です」と伝えると、「では、従業員というのを、確認できる社員証と、名刺と印鑑を」

これは予想していたので、用意していたものを提出。

「事務所へ確認しますが、いいですか?」と聞かれたので、「はい」と返事をした。

そのあとが、ひと騒動だった。

事務所を先日、移転していて、住所の変更および電話番号の届をしていなかった。

係りの者いわく「住所の変更をまずしてください。ご本人が窓口に来ていただきたい」とまた、のたまう。

以前、身内の通帳を作ろうと出向いた時、「ご本人は?」と言われたことがある。

学生だから来れません。と伝えると、用紙を渡され、本人の自署で書いて欲しいと。

ひそかに、通帳を作って、こっそり、お金を貯めておいて、いつか、驚かしてやる。

なんてことは、今はできない。

 

通帳の口座にからむ犯罪、マネーロンダリングとかの防止と称して、本人確認が厳しくなった。

法人の通帳の場合、キャッシュカードの暗証番号の変更は、「窓口に来た者しか知りえないことになるので、・・・・」ということらしい。

わからなくはない、けれど、この厳正さは、消費者立場を無視しているとしか思えない。

口座の転売、盗んだキャッシュカードでの引き出しが今でも、まかり通っているのに、悪意のない、まじめな者へは、ネックとなって、時間を奪われ窓口の応対に不愉快な気分に会い、こうして、うっぷんをはらしたくなる。

緊急業界への不満、腹の立つ思いを経験した者は、結構いるようで、ネットで多少検索したら、結構悩み、愚痴、などがあった。

「解約したい」「もう、使わない」との言葉もあった。

庶民の銀行利用者は、銀行員の態度に怒っているのが多かった。

「馬鹿にしている」というのが大方。

小口の客を「ゴミ」と称しているというのをウン十年ほど前に耳にしたことがある。

この態度は、今でも変わってはいない。

 

 


台詞

2012-12-05 06:12:39 | 日記

歌舞伎の面白さは、セリフのリズム。

独特な言い回しは、見ているものを魅了する。

名台詞を真似することで、その役になったつもりで、別の人になれるというのが

演者の楽しみ。

独特な歌舞伎の節回しは、演じやすい助けにもなっているのかもしれない。

歌でもそうだが、セリフは、抑揚なく、羅列したのでは、演技さえも、上手には見えない。

合唱でも、歌の言葉は会話とは違う、発音を要する。

名演の人、言葉を発する人のしゃべりも、アクセントや、強調の仕方などが、様々に変わっていることがわかる。

台詞に心を込めなければ、感動は与えられない。

 

歌舞伎の名セリフ

中村勘太郎

光文社


狂気

2012-12-04 22:30:24 | 日記

人ってこれほどまでに残酷になるというのは、一体なんなのだろう。

温和だったひとも、戦争や、環境によって、残忍なことを平気でするようになるらしい。

ある実験で、

普通の人をふたつのグループにわけて、

一方は、囚人、もう一方は、看守の役にして過ごさせたら、看守役は、囚人を虐待したり、

偉ぶったり、囚人は、びくびくと看守役のことを見るようになったりし、

模擬の関係を続けることが極度に困難となり、中止に追い込まれた事態に至ったことがあるといういう

実験のことを、何かで聞いたことがある。

人は、環境に順応(ヒトには限らないことかもしれない)していく遺伝子があるのかもしれない。

置かれた環境のなかで、生き抜いていく。

民を束ねていく。

平定させる。

そういう、さずかったかもしれない役割を全うさせるための、手段は、生き延びるための知恵かもしれない。

そして、そのなかには、親、兄妹、親戚などへの容赦のない仕打ちともなっていくのかもしれない。

平和が、人の心をも平和にし、他人への思いやりや気配りにも向き、皆が、住み良くなっていくというものなのかもしれない。

 

あの名将たちの狂気の謎

濱田浩一郎

中経の文庫


真実

2012-12-02 18:35:35 | 日記

ヒストリーチャンネルで「9.11~アメリカを変えた102分」を見た。

あの日は、二機目の飛行機が、追突し、やがて、ビルが、崩れ落ちていく様をテレビニュースで

知った。

火砕流のようなほこりが、逃げる人や道路脇の駐車している車を真っ白にしていく。

道路も白い粉が降り積もり、事務所火災のときのような紙切れが道路に散乱。

悪夢のようなニュースだった。

超高層のビルが、崩れ落ちていくさまは、現実とはおもえなかった。

そんなことが現実に起こっているなんて、信じられなかった。

程なくして、日本にもテロが来るとか、デマが飛び交い。

アメリカでは、非常事態宣言が出され、アフガニスタンへの攻撃を始めた。

「イスラム原理主義」とか「アルカイダ」とかが、連日報道されたり、航空業界は、搭乗の検査を強化したり、

様々な影響があった。

崩壊した、ビルの跡地を整備するとか、犠牲となった、消防士の像を立てるとか、毎年、9.11に関わる報道は、続いた。

日本で起きた、3.11についても、11日と同日ということもあって、並んで報道されることもあった。

11年目となった9.11も当時は報道されなかったことも、少しづつ出てくるようになった。

しかし、愚かな出来事は、繰り返される。

人は、歴史を学ぶけれど、それを暮らしに活かそうとはしない。

日本が起こした、第二次世界大戦。

「ある人は、日本が愚かだった。アジア諸国に誤り足りていない」

という人もいる。

「止むを得ない戦争だった。アジア諸国の独立を促した」

「日本は充分アジア諸国に誤った」等々耳にする。

本当のところは、どうなのか。

それとも全部が、正しいのか。

いまだにわからない。

もうすぐ、「トラトラトラ!」の記念日がまた来る。

 


2012-12-01 08:26:14 | 日記

精神鑑定というのは、相手に、あって、様々な質問や、検査をして、鑑定をするものと、漠然と思っていたが、

した準備とか、下調べとか、家族との面談とか、鑑定依頼の話とかも、裁判所が、からむと、複雑なものが

あったり、様々なこともあるようだ。

様々ある検査法の実際例などは、興味深いものがあった。

 

「リスナー心を読む青い瞳」というドラマがある。

青い瞳の青年が、人の心を読めるというもの。

彼の、活躍で、犯罪者の逮捕につながったり、するというものだが、人の心を読めるということは、便利だと思える

反面、読めることのマイナス面も、描かれていて、そいういう能力があったとしても、

自分でコントロールできたり、しないと、精神がボロボロになる可能性があるかもしれないというのは、なんとなく

理解できる。

だからこそ、通常は、人の心を読む能力はないのだろう。

しかし通常の人は、他人の心を読みたいときは、仕草や動作から推定する。

人の心を推定するということは、相手のことを、知ろうとすることで、自分の行動に対しての判断材料にもできるけれど、

人のことに、一切、気持ちを持たない人が最近よく目にする。

「気配りのすすめ」という本がベストセラーになったことがあったが、最近は、そいういうことにさえ関心を持たなくなった人が

増えているような気がする。

社会で暮らしているのだから、他人への配慮も少しは持って欲しいものだと、最近思う。

 

精神鑑定能から心を読む

福島章

講談社文庫