夫の背中に向かってひとり微笑む日和子。
危ういけれどかけがえのない、夫婦というもの。
江國ワールドが新展開する注目の連作短篇
「私と別れても、逍ちゃんはきっと大丈夫ね」
そう言って日和子は笑う、くすくすと。
笑うことと泣くこととは似ている……。
日和子と逍三、結婚して10年、子どもはいない。
定評のある、繊細で透明な文体が切り取る夫婦の情景―
―ささやかだけどかけがえのない日常、ふいによぎる影。
何かが起こる予感をはらみつつ、怖いくらいに美しい、
14の物語が展開。
江國ワールドが新しい境地を切り開いた、
注目の連作短篇集。
以上書評から。
江國香織著「赤い長靴」
一晩で、読みきったが今までの江國作品と違い、
どうもすっきりしない、ぼんやりした空の中の
雲みたいな作品。
結婚十年目の夫婦の日常を扱うこの小説が、
ふとした瞬間、「美しいと感じられるのは、なぜか」、
連作短編のチャーミングな短編と思わずにはいられない。
と言う書評もあるが 、わたしはそう思えなかった。
今までなにかしら、はっとするような一行、
透明感のある文章で、読者を 満足させたけれど。
これってなーにって感じ。
どーしたの?
久しぶりに疲れる作品。
○●○●本日のトレーニング○●○●
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