もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

上西議員の対応

2015年04月04日 | 社会・政治問題

 維新『上西議員」の行状が、取り沙汰されている。

 本会議欠席の行状はさておき、『取材は事務所を通して…』というマスコミ対応には驚かされた。取材攻勢に対し『マネージャーに聞いて』『事務所に聞いて』というフレーズは、一昔前の芸能人が使っていたものである。それは、「私の能力では、芸能事務所等がセールスのために作り上げた虚像を維持できる有効な回答ができない」ということの婉曲表現であり、芸能人ではしょうがないかという暗黙のルールに沿ったものであったと思う。とするならば、上西議員も前記の芸能人同様に、事務所が作り上げた虚像とシナリオをを演じているだけの『操り人形』だったとすれば納得できる。一方、欠席した本会議が「新年度予算採決」という通常国会最大眼目の日であったとする問題であるが、予算委員会の審議を見る限り、国会議員が予算の内容に精通した上で議論しているとは到底思えないことも本会議軽視・欠席の遠因にあると思う。というのも、一般的な政策については質疑するものの、さらに一歩踏み込んで政策実現のための予算額の是非を問う質疑には一度もお目にかかれなかったからである。

 議員諸氏が予算額の細部にわたって検討することは不可能であるとしても、安全保障やエネルギー政策については経費の妥当性を討論すべきだと思うのだが。


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