趣味と節約と時に妄想の記録

節約を通して未来を創造するブログです。
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その安易な行為が・・・

2010年12月22日 11時30分03秒 | 環境に関する話題
昨日は安の錠皆既月食は見えませんでした。逆に見えた地域の方々はある意味ラッキーだったのでしょうか。

さて、今日は大量発生ニュースです。発生と言うより駆除なんですがね。



<ウチダザリガニ>捕獲10万匹超 北海道洞爺湖
毎日新聞 12月21日(火)22時44分配信


洞爺湖の生態系を脅かす恐れのあるウチダザリガニ
 北海道洞爺湖で今年度、生態系を乱す恐れのある特定外来生物「ウチダザリガニ」の捕獲数が10万匹を超えたことが20日、洞爺湖、壮瞥両町と関係団体で作る「洞爺湖生物多様性保全協議会」の臨時総会で報告された。昨年度(4万3000匹)の約2.3倍で、両町が駆除に当たる臨時職員を2人から6人に増員したことなどが功を奏したとみられる。

 洞爺湖でウチダザリガニが発見されたのは05年。繁殖力が強く、在来生物を駆逐する恐れがあるため、昨年度からカゴを仕掛けるなどの本格的な捕獲が始まっていた。

 また、生息域の調査では、温泉街を挟んだ東西9キロの範囲内にとどまり、湖全域には拡大していないことが確認された。しかし生息範囲の西端では密度の増加がみられており、協議会メンバーの吉田剛司・酪農学園大准教授は「継続的な駆除の仕組み作りが早急に求められる」と指摘した。

以上は記事からの引用です。

この生物の大量発生(外来生物)は決して自然界では発生しません。これこそ人類の自己保存的無知が起こした反作用なのです。

つまりは、こうです。好物をたらふく食わせるからと、勝手に異国につれてこられて自由に繁殖し始める。そしたらば、ある時、今度は増えすぎたからと殺される。殺されたら、たまったもんじゃないから逃げ出した一部が自然繁殖を繰り返す訳です。

さて、時の支配権力を持った人種が同じ事を繰り返していますね。

まったく違った次元のように思われる方もおられると思いますが、実は同じです。

結局は無知から生まれるのです。ソクラテスは「無知の知」と言っております。

自らが無知である事を知る。無知である事を知ったならば、本来何もできないのです。

それでは先に進まない・・・。その通り、だからヒントが散りばめられている。

それがこの世界。

さて、話を戻して、ザリガニを必要とした側にも理由はあるでしょうし、駆除されるザリガニ側にも生存の権利はある。

ではどうするか? 今回の記事も一つの方法ですが、同じ事を繰り返さない事です。

しかし、手を換え品を換え同じ事を繰り返している。

仏教の世界に3000世界観ってのがあります。これは、ほんとうです。

人、一人が動けば、それは3000の世界を連れて行く事になるのです。

考えても見てください。口の中には無数の細菌がいます。手にも何十万と言う細菌がいます。腸の中には何億もの細菌がいます。それらはすべてその人独特のパターンを持っているのです。さらに民族で特異的なパターンを示したりもします。知れば知るほど自分が無知である事を確認するでしょう。

また出かければ、そこで排泄をしなければなりません。後はご想像にまかせます。

人は自分が意識できる自分で存在している訳では決してないのです。

これらをしっかり踏まえたならば、本来は何も出来ないのです。

簡単な事です。

自分が飼っているこのペット・・・。それを捨てて自然界に返す事はいかなる結果を招くのか?アライグマもしかり、今危険といわれている外来種はすべてそうです。

安易に輸入など出来ない。本来は出来ないのです。

今回はザリガニでしたが、同じ事が人々の移動でも起こると言う事です。

ま、結果がすべてを証明するでしょう。

一事が万事。すべてに繋がっているのです。
コメント
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