趣味と節約と時に妄想の記録

節約を通して未来を創造するブログです。
時に妄想も書いたりします。時々趣味の写真もUPします。

かゆみに関して新しい発見?

2013年05月28日 10時14分30秒 | 気になるニュース
今日の午後から雨の予報になっている。西日本はかなり早めの梅雨入り。てことは夏が長いのか、あるいは梅雨が長いのか・・・どちらにしてもムシムシアツアツには変わりない。
ついこの間まで朝夕が寒く感じたのに・・・。

さて、今日は「かゆみ」に関して従来の定説を覆す?ような記事を見つけたのでのっけます。

以下は記事からの引用です。

痒みのメカニズム、意外な正体が判明

ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト 5月27日(月)18時14分配信
なぜわれわれは痒(かゆ)みを感じるのか? それは科学の大きな謎だ。

 マウスを使った研究によって、痒みの感覚を引き起こす“犯人”が見つかった可能性がある。心臓で用いられている分子が脊髄にメッセージを送る役割も担っており、これを受けた脊髄がおなじみの皮膚がムズムズする感覚を生み出しているという。

 従来、痒みは弱い痛みと考えられていたが、この研究結果によって痛みとは別の現象であり、「独自の回線で脳に伝わる」ことが明らかになったと、研究共著者でメリーランド州ベセスダにある米国立歯科・頭蓋顔面研究所(NIDCR)の分子遺伝学者マーク・フーン(Mark Hoon)氏は声明の中で述べている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・中略・・・・・・・・・・・・・・

◆痒みの源に迫る

 痒みを引き起こすのは、B型ナトリウム利尿ペプチド(NPPB)という心臓から分泌される分子で、腎臓が排泄するナトリウム量を調節することで血圧を制御するはたらきが知られている。
 チームがNPPBを研究することに決めたのは、痒みを感じる細胞から適切な分子を見つけ出す過程で、NPPBが有力候補として浮上したためだ。
 しかし、それにはまずNPPBが脳に痒みを感じさせる神経伝達物質として作用していることを突きとめなければならなかった。
 そこでチームはマウスの皮膚にNPPBを注入したが、何も起こらなかった。ところがNPPBを脊髄が他の神経と連絡する部位に注入したところ、マウスは体をかき始めた。痒みの発生を示す何よりの指標だ。
 続いてチームは、NPPBをもたないマウスを遺伝子操作で作りだした。痒みの原因となる複数の化合物にさらしたところ、マウスは全く体をかかず、「これだとわかった」とフーン氏は述べる。NPPBをもたないマウスは痒みを感じることがなかった。
 痒みの感覚それ自体は、おそらくわれわれを疾患から守るために進化したものだとフーン氏は述べる。「痒みというと、あの皮膚を伝わるいやな感覚を思い浮かべるかもしれないが、痒みはわれわれを守り、皮膚についた刺激物を害になる前に取り除くための手段だ」。

引用はここまで詳しくは元記事をお読み下さい。

凄い発見ですよ。かゆみは痛みまで行かない感覚だと思いこんでましたからね・・・。それにしてもさりげなく書かれていますが、「NPPBをもたないマウスを遺伝子操作で作りだした」とか・・・遺伝子操作はどこまで進んでいるのでしょう・・・。

人間の遺伝子にも沢山のジャンク遺伝子があって・・・この話はおいといて・・・。

兎にも角にも、蕁麻疹のような症状が和らぐ薬が登場するのは時間の問題?でしょうかね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする