明日から晴れるらしいですが、それにしても良く降る。
さて今日のテーマはもう知ってる人は知ってる話の「ワクチンの陰謀」の話です。
僕が一番関心を寄せていると申しますか、「この話はSFを超えている。」としか思えないお話がいくつかあります。それは「スターゲイトSG-1」です。
今も尚ファンが多い、名作中の名作のシリーズですが、何せファイナルシーズンまで合わさると214話にも及ぶシリーズです。
その中で今日の状況、ワクチンによる人類の操作 シーズン4第82話になるのですが、その英語タイトルが「2010」 日本語タイトルが「人類滅亡の罠」なんですよ。この作品が作られたのがおそらく1999~2000年。時間的なずれはありますが、まさに近未来を予感させる作品となっています。
話の概略は・・・ってこれ、話せば長くなる話なんでね・・・。概略って難しいなぁ。
要は人類にとても協力的なエイリアンが現れて、地球から病気は無くなった。エイリアン提供のワクチン(話の中ではアンチエイジングワクチン)によってです。飢餓も人口問題も解決され始めた。ところが主人公の一人の女性(sg-1のメンバーの一人)が子供が欲しくても妊娠出来ない。エイリアンに診察してもらっても何も問題ない。そこで、旧友の女医(既に時代遅れな診療しかしない)に診てもらったところ、完全に妊娠出来ない体になっていた。
不審に思った二人は、パートナーであるエイリアンのマスターコンピューターに侵入して真実をつかむ。
だいたいパートナーが隠し事をしている段階でアウトですけどね。エイリアンから得た科学技術は、すべて地球人の都合では無くエイリアンにとって都合の良いものばかり。この辺りを垣間見ても現在の社会そのものです。作品が作られたのは2000年頃です。ようやくパソコンが普及し始めた頃でしょうか。
話を概略に戻して、マスターコンピューターのデータは驚愕のものでした。ワクチンが普及した結果、全世界の出生率が10%を切っていた・・・。
しかも、その事実は政府も知っていた。地球の温暖化や人口爆発、食糧危機を防ぐために、エイリアンと共同で人口を1/3にする計画だったのだが、話が違うから何かの間違いではというのだが・・・まんまと政府もエイリアンに騙されていた。エイリアンも移住先を探していて、偶然に科学技術の幼い地球を知ってしまったわけですね。
つまり、戦うことなくエイリアンは地球を完全侵略して、生き残った人類の奴隷化に成功するわけです。
詳しくは作品を探して観てください。
武力で攻撃して地球を征服する昔からのパターンでは無く、技術提供そのものが人類を滅ぼす罠だったというお話です。 10年で侵略を完成するか、エイリアン(暴力を嫌う)は人類よりもはるかに寿命が長いので、時間はかかっても徐々に目的を達成するかの違い。わかりますか?このお話は果たしてSFなんでしょかね?
「スマート戦略」 僕はスマートという言葉にとても違和感を覚えます。誰にとってスマートなんでしょうね?