ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

スイカ、初の収穫 三木・障害者総合支援センター

2009年08月06日 00時48分48秒 | 障害者の自立
 4月にオープンした三木市立障害者総合支援センター「はばたきの丘」(同市志染町青山)で4日、利用者らがスイカを収穫した。職員やボランティアと野菜作りに取り組んでおり、初めての実り。9玉と予想より数も多く、楽しんで汗を流していた。


 はばたきの丘は、生活介護や機能訓練といった障害者の自立訓練などをサポートするために設立。現在は46人が登録し、通所している。

 野菜作りは、植物を育てることで利用者に豊かな感性を持ってもらおうと、生活訓練として企画。ボランティアの木下雅博さん(61)=三木市志染町戸田=の助言を受け、施設横2カ所にそれぞれ30平方メートルの畑を耕し、利用者らが5月に小玉のスイカやミニトマト、サツマイモなどを植えた。

 水やりや雑草抜きにも精を出した結果、スイカは8月に入り直径20センチを超えて食べごろに。この日は利用者4人が参加し、つるをかき分けて果実を見つけると、歓声を上げていた。

 利用者の男性(34)は「こんなにたくさんとれると思わなかった。楽しかった」と笑顔。木下さんは「きちんと実るか心配だったが、うまく育てられた。利用者に喜んでもらえてうれしい」と話していた。


ダンス・ワークショップ:「コンドルズ」主宰の振付家・近藤さんと障害者で /埼玉

2009年08月06日 00時46分54秒 | 障害者の自立
 ◇11月21、22日さいたまで公演 参加者10人を募集--県
 県は、人気ダンスカンパニー「コンドルズ」を主宰する振付家、近藤良平さんと障害を持つ人たちのダンス・ワークショップを開く。11月21、22日にはさいたま市中央区の「彩の国さいたま芸術劇場」でダンス公演する。公演は有料にし、「お金を払って見てもらえる芸術」(県担当職員)を目指す。

 コンドルズは、世界20カ国以上で公演し、NYタイムズ紙でも絶賛された。近藤さんはテレビ番組でも振り付けを担当している。

 7月23日、参加希望者の見学会があった。

 さまざまな障害を持った11人が、近藤さんの周りに車座になった。「じゃあ、ギターの音を聞いて体を動かしてみて」と、近藤さんがギターで一人一人に向けて違う音を弾く。座っていた上尾特別支援学校高等部2年の木下剛さん(17)は上半身を前に乗り出し、じっと音に耳を澄ます。音階が上がるとさっと立ち上がり、両手を高く上げた。「動きがかっこういいね」と近藤さんは笑顔に。木下さんには知的障害がある。初めてのダンスに、「楽しかった。みんなも(自分の動きに合わせて)一緒にやってくれました」とうれしそう。

 「障害者でも普段の振り付けと違いはない。むしろ、こういう表現をしてくるのか、とびっくりさせられる。計算した動きでない分、感動する。忙しくて忘れちゃいそうな大切なことを思い出させてくれる気がする」(近藤さん)

 「ルンルンした感じ」「お姉さん」など、近藤さんの言葉からイメージを膨らませ、片手や上半身を動かしたり、表情を変えたりして力いっぱいに表現する。近藤さんは「堂々と前に出て表現して」「車椅子の動きもかっこよくね」などとアドバイスする。

 足に障害があり車椅子を使う岡田亜弓さん(25)はダンス歴10年。養護学校時代にダンスを始め、今も月に1度は卒業生で集まり練習している。「車椅子でもいろんな動きができることを11月の公演で見てもらいたい」と話した。

 募集は10日まで。参加無料。8月18日~9月24日に4回程度あるワークショップにすべて参加できることが条件。定員は約10人。11月の公演に出演する人は、その後さらに練習がある。申し込みは県障害者福祉推進課(電話048・830・3312)。


「119番をバリアフリーに」障害者のための携帯ストラップ作成/藤沢

2009年08月06日 00時44分56秒 | 障害者の自立
 聴覚や言語機能に障害のある市民が外出先での突然の病気やけが、災害などの緊急時に助けを求められるように、藤沢市はオリジナルの携帯電話ストラップをつくった。配布の対象は、市内の聴覚、言語機能障害者で、申し込みを受け付けている。

 作成した「緊急時用携帯ストラップ」は縦1センチ、横10センチ。両面それぞれに「私は耳や言葉が不自由です」「私の代わりに119番へ通報してください」との言葉が書いてある。

 携帯電話のメールなどを利用しても119番通報ができるが、外出先でより素早い通報を可能にするのが今回の試みの狙いだ。

 3センチほどの小さな笛が付いているのが特徴。災害で倒壊したものに挟まれたようなケースでも、周囲に助けを求められる。

 「ゲリラ豪雨など、さまざまな災害が起きる可能性がある中、少しでも聴覚、言語機能障害者の助けになれば」と市障害福祉課。万一の事態を想定してストラップを考案した。

 同課によると、横須賀市の同様の取り組みなどを参考にしながら、市内の地域作業所の協力を得て1千個作成した。40万円弱かかったという。

 5日には、市聴覚障害者協会に約80個を贈った。協会の会員らには協会を通じて配られる。また希望者に郵送する。対象は障害者手帳を持っている市内の聴覚および言語機能障害者で、およそ900人。

 申し込み・問い合わせは、市障害福祉課電話0466(50)3528、ファクス0466(25)7822。

障害者支援の市民団体「浜とびっ!」が9日にイベント/藤沢

2009年08月06日 00時43分31秒 | 障害者の自立
 障害者に余暇支援などを行っている市民団体、遊びサークル「浜とびっ!」が9日、藤沢市辻堂西海岸の市立白浜養護学校でイベントを開く。健常者、障害者の垣根なく、地域を巻き込んで楽しむ催しで、乗馬やカヌー体験、ダンス教室などさまざまなアトラクションが用意されている。

 「浜とびっ」は2006年5月に発足したボランティアグループ。同校で障害者や、その家族らに運動できる機会と場所を提供し、年間50回ほど活動している。今回のイベントは、健常者、障害者が隔てなく楽しんで交流し、地域住民にも障害者への理解を深めてもらうのが目的。

 アトラクションは多彩。グラウンドでは、ポニーの乗馬体験や、ウサギなどの小動物と触れ合えるコーナーが設けられる。ダンス教室をはじめ、湘南工科大学の和田精二教授が開発したユニバーサルカヌーの体験会、万華鏡作家の田村愼一さんの「手作り万華鏡教室」などもある。

 時間は午前10時から午後3時まで。雨天中止。問い合わせは「浜とびっ」の馬場さん電話090(2230)5689。