進みたい方向を脳波から読み取り、その通りに動く電動の車椅子を、理化学研究所やトヨタ自動車などの研究チームが開発し、29日発表した。前進、右旋回、左旋回の3種類の操作を、95%の正答率で実現した。障害者の行動範囲を広げる技術として注目される。
研究チームは、「歩く」「右手を上げる」「左手を上げる」という3種類の動作を思い浮かべた際の脳波の違いを効率よく検出し、それぞれに対応して車椅子に「前進」「右旋回」「左旋回」の指示を出す計算システムを開発。脳波を読み取る電極を通常より少ない5個で試したところ、判別時間も数十分の1の0.1秒程度で済んだ。システムが指示を間違えた場合は、ほおを膨らませて停止信号を送る。理研BSI-トヨタ連携センターの山田整・客員研究員は「医療・介護分野に幅広
用できるのでは」と話す。
く応脳波で動く車椅子 動画はこちら
http://video.mainichi.co.jp/viewvideo.jspx
Movie=48227968/48227968peevee262679.flv
研究チームは、「歩く」「右手を上げる」「左手を上げる」という3種類の動作を思い浮かべた際の脳波の違いを効率よく検出し、それぞれに対応して車椅子に「前進」「右旋回」「左旋回」の指示を出す計算システムを開発。脳波を読み取る電極を通常より少ない5個で試したところ、判別時間も数十分の1の0.1秒程度で済んだ。システムが指示を間違えた場合は、ほおを膨らませて停止信号を送る。理研BSI-トヨタ連携センターの山田整・客員研究員は「医療・介護分野に幅広
用できるのでは」と話す。
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