ゴエモンのつぶやき

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09衆院選:迫る夏の陣・各党に聞く/自民党

2009年08月16日 00時22分32秒 | 障害者の自立
 ◇インフラ整備で競争力を--県連政調会長・仲倉典克氏
 --今回の衆院選をどう位置づけますか。
 ◆麻生太郎首相が言うように、まさに日本の行く末をどの政党のどの候補者に託すかが問われている。民主党は連合など労働組合が中心の政党だが、自民党は地域政党だ。これまで、地域の課題を政策に取り上げ身近な問題の解決に取り組んできた。そして地域で、人と人のつながりやきずなも作ってきた。今後もそれを続けていく必要がある。
 --麻生政権の下で、以前より前進した部分は何ですか。
 ◆いわゆる「小泉・竹中構造改革路線」を急進的に進めた結果、都市と地方で地域間格差が広がるなどさまざまなひずみが出たのは事実だ。麻生政権ではこの路線を一定程度転換し、昨年度来の大型補正予算をはじめとして地方を重視する政策を次々と推進してきた点を大きく評価したい。
 --県内で一番の政策課題は何ですか。
 ◆福井県が地域間競争に負けないためにも、北陸新幹線や中部縦貫道をはじめとする高規格道路などのインフラ整備が必要だ。
 --民主党は金沢市で5日に開かれたマニフェスト説明会で「北陸新幹線の金沢以西は改めて関係自治体と協議する」との認識を示しています。
 ◆金沢から福井駅部までの延伸と敦賀駅部の整備については、政府がすでに、今年中に工事認可することを決定している。民主党は「改めて協議する」と言うが、そういうこと自体が新幹線整備を振り出しに戻してしまっているように見える。民主党は整備を進めないとの前提で言葉をにごしている。まやかしだ。
 --選挙の勝算は。
 ◆解散直前、総裁選の前倒しなどを巡って党内が混乱したのは残念だった。しかし解散当日に開かれた両院議員懇談会では党内が一丸となって結束し選挙に臨むことを確認している。都内で開かれた全国党政調会長会議でも、私は「前を向いて、党の功績と将来像を国民に語るべきだ」と麻生首相に申し上げた。解散直前の党内のごたごたで一度はそっぽを向いた県内の党員も、今では党の活動に戻ってきてくれている。県内3選挙区で完勝できる手応えは十分つかんでいる

迫る夏の陣・各党に聞く/共産党 

2009年08月16日 00時19分08秒 | 障害者の自立
◇国民の生活、権利守る--県委員会副委員長・佐藤正雄氏
 --今回の衆院選では何を訴えますか。

 ◆国民の生活を破壊し尽くした自公政権にお引き取りを願う選挙だ。世論調査などからも、そのことを強く感じる。国民の暮らしと権利を守る政治を取り戻したい。具体的には、雇用では労働者派遣法を抜本的に改正して正規雇用を増やす。またお年寄りの医療を切り捨てた後期高齢者医療制度は廃止し、高齢者と子どもの医療費を無料にする。さらに自衛隊の海外派兵を中止し憲法9条を守る。これらのことは決して特別なことではない。

 --麻生政権の功罪は。

 ◆功はない。そもそも小泉元首相の構造改革では、「痛みに耐えれば生活は良くなる」と言っていたが現状は苦しみが続いている。障害者自立支援法の下で、障害者はかえって自立が難しい状況に追い込まれた。派遣切りも深刻だ。あるアンケートでは、将来に不安を感じていると回答した人が6割を超えている。自公政権が主張した「改革」の化けの皮がはがれつつある。

 --県内での一番の政策課題は何ですか。

 ◆雇用や生活の破たんが深刻だ。我々のところへ相談に来た人の中には、30代のホームレスの男性もいた。有名企業で働いていたが、派遣切りに遭い、福井市内をさまよっていたという。まじめに働いてきた人が、ある日仕事を失った途端ホームレスになってしまい、セーフティーネットが機能していない。一方で、求人が少なく次の仕事を見つけるのも難しい現状がある。派遣切りに遭った人は、県内でも数千人はいると言われており対策が急務だ。

 --「政権選択」として、自民、民主の2大政党の戦いが注目されていますが。

 ◆前回の参議院選挙以降、機関紙「赤旗」の発行部数が増え続けており着実な支持の広がりを感じる。若い人にも貧困が広がり、厳しい状況を反映して共産党が一つの希望に見えるのではないか。一方で、自民対民主の構図ばかりが目立ち、戦い方に苦しんでいるのも確かだ。

 今問われているのは、国民の暮らしを台無しにした自公政権を終わらせることだが、民主党だけでは生活を守ることはできない。自公政権に正面から向き合い、人々の生活保障を一貫して訴え続けてきた共産党の必要性を訴えたい