◇インフラ整備で競争力を--県連政調会長・仲倉典克氏
--今回の衆院選をどう位置づけますか。
◆麻生太郎首相が言うように、まさに日本の行く末をどの政党のどの候補者に託すかが問われている。民主党は連合など労働組合が中心の政党だが、自民党は地域政党だ。これまで、地域の課題を政策に取り上げ身近な問題の解決に取り組んできた。そして地域で、人と人のつながりやきずなも作ってきた。今後もそれを続けていく必要がある。
--麻生政権の下で、以前より前進した部分は何ですか。
◆いわゆる「小泉・竹中構造改革路線」を急進的に進めた結果、都市と地方で地域間格差が広がるなどさまざまなひずみが出たのは事実だ。麻生政権ではこの路線を一定程度転換し、昨年度来の大型補正予算をはじめとして地方を重視する政策を次々と推進してきた点を大きく評価したい。
--県内で一番の政策課題は何ですか。
◆福井県が地域間競争に負けないためにも、北陸新幹線や中部縦貫道をはじめとする高規格道路などのインフラ整備が必要だ。
--民主党は金沢市で5日に開かれたマニフェスト説明会で「北陸新幹線の金沢以西は改めて関係自治体と協議する」との認識を示しています。
◆金沢から福井駅部までの延伸と敦賀駅部の整備については、政府がすでに、今年中に工事認可することを決定している。民主党は「改めて協議する」と言うが、そういうこと自体が新幹線整備を振り出しに戻してしまっているように見える。民主党は整備を進めないとの前提で言葉をにごしている。まやかしだ。
--選挙の勝算は。
◆解散直前、総裁選の前倒しなどを巡って党内が混乱したのは残念だった。しかし解散当日に開かれた両院議員懇談会では党内が一丸となって結束し選挙に臨むことを確認している。都内で開かれた全国党政調会長会議でも、私は「前を向いて、党の功績と将来像を国民に語るべきだ」と麻生首相に申し上げた。解散直前の党内のごたごたで一度はそっぽを向いた県内の党員も、今では党の活動に戻ってきてくれている。県内3選挙区で完勝できる手応えは十分つかんでいる
--今回の衆院選をどう位置づけますか。
◆麻生太郎首相が言うように、まさに日本の行く末をどの政党のどの候補者に託すかが問われている。民主党は連合など労働組合が中心の政党だが、自民党は地域政党だ。これまで、地域の課題を政策に取り上げ身近な問題の解決に取り組んできた。そして地域で、人と人のつながりやきずなも作ってきた。今後もそれを続けていく必要がある。
--麻生政権の下で、以前より前進した部分は何ですか。
◆いわゆる「小泉・竹中構造改革路線」を急進的に進めた結果、都市と地方で地域間格差が広がるなどさまざまなひずみが出たのは事実だ。麻生政権ではこの路線を一定程度転換し、昨年度来の大型補正予算をはじめとして地方を重視する政策を次々と推進してきた点を大きく評価したい。
--県内で一番の政策課題は何ですか。
◆福井県が地域間競争に負けないためにも、北陸新幹線や中部縦貫道をはじめとする高規格道路などのインフラ整備が必要だ。
--民主党は金沢市で5日に開かれたマニフェスト説明会で「北陸新幹線の金沢以西は改めて関係自治体と協議する」との認識を示しています。
◆金沢から福井駅部までの延伸と敦賀駅部の整備については、政府がすでに、今年中に工事認可することを決定している。民主党は「改めて協議する」と言うが、そういうこと自体が新幹線整備を振り出しに戻してしまっているように見える。民主党は整備を進めないとの前提で言葉をにごしている。まやかしだ。
--選挙の勝算は。
◆解散直前、総裁選の前倒しなどを巡って党内が混乱したのは残念だった。しかし解散当日に開かれた両院議員懇談会では党内が一丸となって結束し選挙に臨むことを確認している。都内で開かれた全国党政調会長会議でも、私は「前を向いて、党の功績と将来像を国民に語るべきだ」と麻生首相に申し上げた。解散直前の党内のごたごたで一度はそっぽを向いた県内の党員も、今では党の活動に戻ってきてくれている。県内3選挙区で完勝できる手応えは十分つかんでいる