視覚障害者のために、衆院選の選挙公報を全文点字に訳した「選挙のお知らせ全文点訳版」の印刷が19日、大阪市北区の「点字毎日」印刷室など全国23の点字出版施設で本格的に始まった。
候補者の政見などを伝える公報の全文点訳版は、日本盲人福祉委員会(東京都)を中心とした「視覚障害者選挙情報支援プロジェクト」が04年の国政選挙から、各地の選挙管理委員会の依頼を受けて製作している。今回は小選挙区のうち地元団体が作る選挙区を除いた209選挙区と、比例代表の全ブロック、それに最高裁裁判官国民審査の計約11万部を発行する。いずれも週刊の点字新聞を製作する「点字毎日」が校正などを担当し、「点字毎日号外」として発行する。
この日、「点字毎日」印刷室では点字専用の輪転機で国民審査のお知らせ(A4判40ページ)を印刷し、厚みのある冊子を1冊ずつ手で折って仕上げた。
プロジェクト事務局によると、音声テープ版と拡大文字版も作り、いずれも各地の選管などを通じて届ける
候補者の政見などを伝える公報の全文点訳版は、日本盲人福祉委員会(東京都)を中心とした「視覚障害者選挙情報支援プロジェクト」が04年の国政選挙から、各地の選挙管理委員会の依頼を受けて製作している。今回は小選挙区のうち地元団体が作る選挙区を除いた209選挙区と、比例代表の全ブロック、それに最高裁裁判官国民審査の計約11万部を発行する。いずれも週刊の点字新聞を製作する「点字毎日」が校正などを担当し、「点字毎日号外」として発行する。
この日、「点字毎日」印刷室では点字専用の輪転機で国民審査のお知らせ(A4判40ページ)を印刷し、厚みのある冊子を1冊ずつ手で折って仕上げた。
プロジェクト事務局によると、音声テープ版と拡大文字版も作り、いずれも各地の選管などを通じて届ける