富士見町信濃境で開校準備を進めている地域コミュニティー施設「八ケ岳南の学校」は3日から、知的障害者教育の先駆者、田村一二(1909~95年)と田村が創設した知的障害者更生施設「一麦寮(いちばくりょう)」(滋賀県湖南市)の寮生の作品展を開く。25日まで。入場無料。
県内では初めての展示。「南の学校」の責任者を務める県諏訪養護学校の関祐二教諭と一麦寮の元寮長、吉永太市さん=滋賀県=が知り合いだったことから作品展が実現した。
雷神やかっぱ、動物などを人間に見立て、共存する理想の世界を描いた作品や、日本の原風景を思わせる油彩画など約20点を展示。寮生の塑像作品などもある。南の学校の近くにある手作り工房兼喫茶「夢屋」でも数点を展示する。時間は両会場とも午前10時~午後4時30分。
23日は午後1時から信濃境公民館で、田村一二原作の映画「手をつなぐ子等」を上映、午後3時からは吉永さんの講演会もある。夢屋と共催で、午前10時30分からはバザーも行う。
責任者の関教諭は「田村先生の足跡に触れ、知的障害者への理解を深めてほしい」としている。バザーで販売する品の提供も呼び掛けている。問い合わせは関教諭(電話090・7267・2011)へ。
長野日報- 2012-11-2 6:00
県内では初めての展示。「南の学校」の責任者を務める県諏訪養護学校の関祐二教諭と一麦寮の元寮長、吉永太市さん=滋賀県=が知り合いだったことから作品展が実現した。
雷神やかっぱ、動物などを人間に見立て、共存する理想の世界を描いた作品や、日本の原風景を思わせる油彩画など約20点を展示。寮生の塑像作品などもある。南の学校の近くにある手作り工房兼喫茶「夢屋」でも数点を展示する。時間は両会場とも午前10時~午後4時30分。
23日は午後1時から信濃境公民館で、田村一二原作の映画「手をつなぐ子等」を上映、午後3時からは吉永さんの講演会もある。夢屋と共催で、午前10時30分からはバザーも行う。
責任者の関教諭は「田村先生の足跡に触れ、知的障害者への理解を深めてほしい」としている。バザーで販売する品の提供も呼び掛けている。問い合わせは関教諭(電話090・7267・2011)へ。
長野日報- 2012-11-2 6:00