ゴエモンのつぶやき

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田村一二の足跡から知的障害者理解を 八ケ岳南の学校で作品展

2012年11月03日 01時47分33秒 | 障害者の自立
 富士見町信濃境で開校準備を進めている地域コミュニティー施設「八ケ岳南の学校」は3日から、知的障害者教育の先駆者、田村一二(1909~95年)と田村が創設した知的障害者更生施設「一麦寮(いちばくりょう)」(滋賀県湖南市)の寮生の作品展を開く。25日まで。入場無料。

 県内では初めての展示。「南の学校」の責任者を務める県諏訪養護学校の関祐二教諭と一麦寮の元寮長、吉永太市さん=滋賀県=が知り合いだったことから作品展が実現した。

 雷神やかっぱ、動物などを人間に見立て、共存する理想の世界を描いた作品や、日本の原風景を思わせる油彩画など約20点を展示。寮生の塑像作品などもある。南の学校の近くにある手作り工房兼喫茶「夢屋」でも数点を展示する。時間は両会場とも午前10時~午後4時30分。

 23日は午後1時から信濃境公民館で、田村一二原作の映画「手をつなぐ子等」を上映、午後3時からは吉永さんの講演会もある。夢屋と共催で、午前10時30分からはバザーも行う。

 責任者の関教諭は「田村先生の足跡に触れ、知的障害者への理解を深めてほしい」としている。バザーで販売する品の提供も呼び掛けている。問い合わせは関教諭(電話090・7267・2011)へ。

長野日報- 2012-11-2 6:00

性別変更男性の子「非嫡出子」=戸籍訂正の申し立て却下-東京家裁

2012年11月03日 01時41分40秒 | 障害者の自立
 性同一性障害のため女性から性別を変更した大阪府の男性(30)と妻(30)が、第三者からの精子提供による非配偶者間人工授精でもうけた長男(2)を、東京都新宿区が法律上の夫婦の子ではない非嫡出子(婚外子)として戸籍に記載したのは違法として、訂正の許可を求めた審判申し立てについて、東京家裁(松谷佳樹・家事審判官)は2日までに、「男性の生殖能力がないのは明らかで、嫡出子とは推定できない」として却下した。
 代理人弁護士によると、性別変更した男性と妻の子について、嫡出子としての記載を求めた初のケースだった。
 松谷審判官は、非嫡出子とした記載は客観的な事実に合致しており、訂正する理由はないと判断。性同一性障害者への差別だとした男性側の主張については、「戸籍上の処理は、あくまでも客観的に嫡出子として推定されるかどうかという事実認定の問題だ」として退けた。
 審判によると、男性は2008年に性同一性障害者特例法に基づき性別を変更し、妻と結婚。09年に長男が生まれ、男性は今年、新宿区に嫡出子として出生届を提出したが、区は父の欄を空欄とし、長男を非嫡出子とする記載をした。
 記者会見した男性は「納得できない。これまで訴えてきたことは何だったのか」と話した。

時事通信-(2012/11/02-18:49)

サツマイモ掘り:障害者と園児、楽しむ 一緒にゲーム−−北区 /岡山

2012年11月03日 01時37分41秒 | 障害者の自立
 障害者と保育園の子どもたちが一緒にサツマイモ掘りを体験する催しが1日、北区中牧であり、岡山市身体障害者10+件福祉協会の会員19人と三友保育園(中区門田屋敷1)の園児76人が収穫を楽しんだ。

 障害者と園児との交流を図ろうと、岡山城ロータリークラブ(小原清忠会長)が、ボランティアグループ「どんぐり友の会」と協力して初めて実施。友の会会員の畑約300平方メートルを借り、7月に同ロータリークや同協会の会員らが苗を植えた。

 子どもたちは障害者10+件から「そこにもある」「頑張れ」と声援を受けて一生懸命に土を掘り「大きいのが取れた」と歓声を上げた。その後、一緒にゲームをして交流した。

 長江泊ちゃん(5)は「いっぱい取れて楽しかった」。協会員の木多菅子さんと安東文子さんも「子どもたちの喜ぶ顔を見てうれしかった」と話した。

毎日新聞 2012年11月02日 地方版

障害者の冬季大会 出場選手支えよう

2012年11月03日 01時34分46秒 | 障害者の自立
 来年1月に韓国で開かれる知的障害者のスポーツ大会「スペシャルオリンピックス冬季世界大会・ピョンチャン」に出場する選手たちを支援しようと、横浜市港北区のホテルで16日、チャリティートークショーが開かれる。

 スペシャルオリンピックスは、知的障害のある人たちに日常的なトレーニングの場と競技会を提供し、社会参加を支援する活動。今大会には日本選手団85人(有森裕子団長)が参加する。県内からはアルペンスキーの二見淳一選手、フィギュアスケートの田中裕奈選手、ショートトラック・スピードスケートの小山紗百合選手が出場する。

 トークショーは、新横浜グレイスホテルで午後6時半から。元プロ野球選手で海外でのプレー経験がある佐野慈紀氏が「何とかなる、ではなくて何とかする」と題し、前向きに活動する生き方などについて話す。佐野氏を囲んでの和洋中ビュッフェや抽選会もある。

 定員150人。1万2千円のチケット代の一部は大会への参加費用として寄付される。参加申し込み・問い合わせはスペシャルオリンピックス日本・神奈川事務局(045・650・5216)か、ホームページ(http://www.son-kanagawa.com)へ。

朝日新聞-2012年11月02日

全国障害者スポーツ大会・卓球 斎藤さん金 伊藤さん銅 千歳

2012年11月03日 01時29分14秒 | 障害者の自立
 【千歳】岐阜県で開催された全国障害者スポーツ大会(厚生労働省など主催)で、千歳身体障害者福祉協会の斎藤実さん(58)が卓球の上肢障害40歳以上の部で金メダル、伊藤希(のぞみ)さんが視覚障害者の卓球「サウンド・テーブル・テニス」(STT)39歳以下の部で銅メダルに輝いた。

 斎藤さんは2歳の時にポリオにかかり、左腕と右足に障害が残った。卓球を始めたのは小学3年。「走るのは弱いけど、卓球では上級生にも勝てる」と、懸命に取り組んだ。

 全国大会は10月中旬に開かれ、斎藤さんは3度目の経験。斎藤さんの部門は腕の障害が対象で3人が参加した。足にも障害がある斎藤さんにとっては不利な戦いだが、相手を左右に振る「普段通りの戦い方」で全勝し、初めて優勝した。目標はパラリンピック出場。「どこまでできるかわからないけどね」と笑いながらも、夢へ向かって練習を続ける。

 伊藤さんが出場したSTTは、アイマスクを着けて、音のなるピンポン球をころがして打ち合うスポーツ。

 北海道高等盲学校の専攻科で指圧師を目指す伊藤さんは、25歳のころに右目の3割と左目の視力を失った。STTに出会ったのはその直後。「気分が落ちん込んでいたけれど、思いっきり動けてうれしくなった」と練習に励んだ。

 全国大会は今回が初出場で、伊藤さんの部門では4人が挑んだ。伊藤さんは総当たり戦で3戦1勝して銅メダルを獲得。勝った試合では2セットを相手にとられながらも、得意のラリーで逆転。「何も考えず必死だった。でも、まさかメダルが取れるとは」と驚きながら、うれしそうな笑顔を見せた。

北海道新聞-(11/02 16:00)