ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

風音カット帽子で安心を 視覚障害者のため学生ら、制作進める−−秋田高専 /秋田

2012年11月25日 03時19分48秒 | 障害者の自立
 耳からの情報に頼る視覚障害者のために、風の騒音を小さくする帽子や耳当ての制作を、元秋田高専教諭で工学博士(超音波工学)の茂木良平さんらが中心となり進めている。17日には秋田高専で風洞実験を実施。6人中5人で効果を確認した。来月は海沿いに吹く風の中で実験する予定で、実用化に向けステップアップを図る。

 視覚障害者は日常生活を送るのに必要な情報の多くを音によって得ているが、風が強いと周囲の状況が把握しづらく危険で、本人も不安になる。このため、県立盲学校教諭の佐藤均さんが茂木さんに風の音を消せる装置を作れないかと相談したのをきっかけに開発がスタート。県が実施する今年度の医工連携フィージビリティスタディ(実現可能性調査)委託事業にも採択された。

 茂木さんによると、風の音は、額や鼻など顔の出っ張った部分に風が当たり渦ができることによる2次発生音▽風が耳の穴に入ることによる気流進入音▽耳に風が当たることによる振動による骨導音−−の3種に分けられる。試作した帽子は、人工毛皮の繊維で渦を打ち消したり、耳から頬まで布で覆うことで骨導音を減少させるなどの工夫が凝らされている。

 秋田高専で17日実施した風洞実験には、視覚障害者3人と秋田高専の学生3人が参加。風洞を風速10メートルに設定し、ラジオの音量を内容までは把握できない大きさにして流した。しかし、帽子を着用すると、6人中5人が風の中でラジオの内容を把握することができたといい、風音を少なくする効果が確認された。実験に参加した秋田市の視覚障害者10+件、佐々木達夫さんは「雑音が少なくなり、効果がある。いつも通勤時に音響信号を渡るが、ビル風や強風の日は聞こえにくい。耳からの情報は大切だ。聞こえないと不安になるので助かると思う」と評価した。

 機能だけでなくデザインにもこだわった。男鹿市の帽子製造会社の菅原圭位社長らが協力。菅原さんは「機能性とデザイン性のバランスに苦労した。かぶりたいと思えるようなものを作りたい」と話す。これまでに100個以上の試作品を作ったという。

 茂木さんらは12月15日に秋田市の秋田マリーナで海風を使って実験する。効果が確認されれば商品化を目指すという。

毎日新聞 2012年11月24日 地方版

知的障害者に学びの場を提供

2012年11月25日 03時12分55秒 | 障害者の自立
 【北見】知的障害者に学びの場を提供する「オープンカレッジinきたみ」が10日、北見工大で開かれ、市内外から計13人が受講した。

 北見工大と日赤看護大のボランティア学生らでつくる実行委(佐伯奈々花委員長)と、ダウン症の子どもを持つ家族の会の共催で、今年で9回目。

 この日は学生を先生役に計三つの講義を行った。このうち太陽エネルギーの講座ではソーラーカーの模型の組み立てに挑戦。受講生は部品を手に「ちょっと難しいな」。それでも学生の手助けを借りて全員が完成させた。その後、戸外に持ち出し地面に置いたとたんに加速。「速い、速い」と歓声も飛び交い、受講生たちは学生気分を満喫したようだった。

 日赤看護大2年の佐伯さんは「最初はぎこちなかったけれど、すぐに受講生と打ち解けた。楽しいですね」と話していた。

北海道新聞-2012/11/11

見て、触れて…障害者乗馬の魅力伝える

2012年11月25日 03時05分17秒 | 障害者の自立
 まさに“人馬一体”だ。障がい者と馬をつなぐイベント『第4回サンクスホースデイズ』(デイリースポーツなど後援)が23日、神戸しあわせの村で開催された。イベントには実行副委員長を務める角居勝彦調教師(48)=栗東=をはじめ、JRAジョッキーらも参加。オリンピック代表選手の演技や乗馬体験などが行われ、障がい者乗馬の魅力を伝えた。

 見て、触れて、乗って‐。気軽に馬と触れ合う機会を設けたい。そんな角居師の意思から立ち上がったイベントは今回で4回目を迎えた。この日はオリンピックの馬術代表選手やウエスタンの演技、ホースセラピーの説明、トークショー、チャリティショーオークションなどが行われた。

 実行副委員長を務める角居師は「私は勝たなきゃいけない馬を一生懸命につくっているけど、勝つ馬ばかりじゃない。今は人間社会も勝たなきゃいけない世の中になっていて…。でも、人間はそんなに急いで勝っていかなきゃいけない生き方を選ばなくてもいい。疲れたときに馬に乗ったり、触ったりしてほしい」と馬の魅力を説明した。


 落馬事故で半身不随となったことで障がい者乗馬と出会った、元JRAの調教助手で実行委員長の福留健一氏は「ホッとしました。次回の準備もできていますから、どんどん広がっていけば」と来年の名古屋(2月11日)や大井(日程は未定)での開催に期待を寄せる。

 角居師も「みなさんの顔がにこやかだったので魅力が伝わったのかなと思っています。ただ、まだまだ経費がかかる現状。いろんな人脈が広がって次のステップに進めれば」と将来を見据える。理想とする“全国各地でのイベント開催”には当面の課題である資金面などをクリアしなければならない。“馬による癒やし”の活動はまだ始まったばかりだ。


 障害者乗馬を披露する福留さん

デイリースポーツ-2012年11月24日

風音カット帽子で安心を 視覚障害者のため学生ら、制作進める−−秋田高専 /秋田

2012年11月25日 02時59分02秒 | 障害者の自立
 耳からの情報に頼る視覚障害者のために、風の騒音を小さくする帽子や耳当ての制作を、元秋田高専教諭で工学博士(超音波工学)の茂木良平さんらが中心となり進めている。17日には秋田高専で風洞実験を実施。6人中5人で効果を確認した。来月は海沿いに吹く風の中で実験する予定で、実用化に向けステップアップを図る。

 視覚障害者は日常生活を送るのに必要な情報の多くを音によって得ているが、風が強いと周囲の状況が把握しづらく危険で、本人も不安になる。このため、県立盲学校教諭の佐藤均さんが茂木さんに風の音を消せる装置を作れないかと相談したのをきっかけに開発がスタート。県が実施する今年度の医工連携フィージビリティスタディ(実現可能性調査)委託事業にも採択された。

 茂木さんによると、風の音は、額や鼻など顔の出っ張った部分に風が当たり渦ができることによる2次発生音▽風が耳の穴に入ることによる気流進入音▽耳に風が当たることによる振動による骨導音−−の3種に分けられる。試作した帽子は、人工毛皮の繊維で渦を打ち消したり、耳から頬まで布で覆うことで骨導音を減少させるなどの工夫が凝らされている。

 秋田高専で17日実施した風洞実験には、視覚障害者3人と秋田高専の学生3人が参加。風洞を風速10メートルに設定し、ラジオの音量を内容までは把握できない大きさにして流した。しかし、帽子を着用すると、6人中5人が風の中でラジオの内容を把握することができたといい、風音を少なくする効果が確認された。実験に参加した秋田市の視覚障害者10+件、佐々木達夫さんは「雑音が少なくなり、効果がある。いつも通勤時に音響信号を渡るが、ビル風や強風の日は聞こえにくい。耳からの情報は大切だ。聞こえないと不安になるので助かると思う」と評価した。

 機能だけでなくデザインにもこだわった。男鹿市の帽子製造会社の菅原圭位社長らが協力。菅原さんは「機能性とデザイン性のバランスに苦労した。かぶりたいと思えるようなものを作りたい」と話す。これまでに100個以上の試作品を作ったという。

 茂木さんらは12月15日に秋田市の秋田マリーナで海風を使って実験する。効果が確認されれば商品化を目指すという。

毎日新聞 2012年11月24日 地方版

モー娘。道重、障害者と「触れ合うきっかけ」

2012年11月25日 02時50分05秒 | 障害者の自立
 アイドルグループ、モーニング娘。が23日、横浜市港北区の商業施設「トレッサ横浜」で行われた知的障害者支援イベント「ゆうきのつばさ2012~インクルージョン(包み込む)社会へ~」に参加。リーダーの道重さゆみ(23)が「イベントを通じて、来てくださった方々と障害のある方の触れ合うきっかけなってくれれば」とあいさつ。メンバー10人で「Be Alive」を熱唱し、差別のない社会を訴えた。

サンケイスポーツ-___2012.11.24 05:01