ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

大阪YWCA点字子ども図書室 夢広げる本の世界 児童書の点訳と貸し出し−−吹田 /大阪

2012年11月19日 02時23分22秒 | 障害者の自立
 目の不自由な子どもにも読書の喜びを感じてもらいたい−−。ボランティア団体「大阪YWCA点字子ども図書室」(吹田市)は約30年にわたり、地道に児童書の点訳と貸し出しを続けてきた。蔵書は現在約2700タイトル(約5800冊)に上り、全国の子どもたちに本を貸し出している。

 光を感じる程度の視力しかない小3の佐藤慶治郎君(8)=横浜市=は同図書室の常連だ。慶治郎君の母純子さん(45)は「目の見えない子にとって読書は世界を広げるとっても重要なもの」と考え、豊富な蔵書のある同図書室を頻繁に利用する。

 同図書室は同YWCA千里センターが国際障害者年の1981年から開いている点字講習会が前身で、修了者らが児童書の点訳を始め、蔵書がたまった83年に図書の貸し出しをスタートさせた。現在、60〜70歳代の女性を中心に約60人のボランティアが、点訳や製本、貸し出し業務を担う。メンバーは自宅で点訳を進め、毎週月曜日に図書室に全員が集まり、読み合わせ作業をする。参加して20年のベテラン、澤井良子さん(64)も日中に自宅のパソコンを開き、点訳作業に打ち込む。ボランティアを続ける理由は「ここで出会った仲間がいるから」という。彼女たちの気負うことのない日々の積み重ねが、視覚障害児らの視野を広げている。【後藤由耶】

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 ◇メモ

 貸し出しは同図書室からブックリストを取り寄せ、借りたい本を請求。本は郵送でやり取りし、すべて無料。問い合わせは、〒565−0874 吹田市古江台3の9の3、電話06・6872・0527、ファクス06・6872・0503。



「点字子ども図書室」の点字絵本は絵がなく、物語のみが点訳されている=横浜市緑区で

毎日新聞 2012年11月18日 地方版

日本画展:筆くわえ描く花 南正文さんが京都・中京で /京都

2012年11月19日 02時19分47秒 | 障害者の自立
 口で筆を操り、美しい花の命を描く日本画家、南正文(まさのり)さん(61)の作品展が、京都市中京区の京都万華鏡ミュージアム姉小路館アートスペースギャラリーで開かれている。

 大阪・堺生まれの南さんは、小学3年の時に事故で両腕を失った。同じく両腕をなくしながら京都・山科の勧修寺で障害者10+件支援を続けた大石順教尼の最晩年に弟子となり、書画を学んだ。その交流はドキュメンタリー映画「天から見れば」(入江富美子監督)になり、見る人を勇気づけている。

 会場には、満開の桜の大樹を描いた「活きる」を始め、明るく透明感あふれる花々の絵など計17点が並ぶ。会場を訪れた南さんは「絵を通じてたくさんの出会いがあり、良いつながりができた。こんな時代ですから、絵を見た人が多くの種をまいてもらえれば」という。作品展は12月9日まで(月曜休館)、入場無料。

日本画展:筆くわえ描く花 南正文さんが京都・中京で /京都

毎日新聞 2012年11月18日 地方版

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2012年11月19日 02時14分20秒 | 障害者の自立
36歳の俳優コリン・ファレルが、アンジェルマン症候群という難病を患っている9歳の息子ジェームズ君について語った。

コリンは2007年に、元恋人であるアメリカ人モデルのキム・ボーデネイヴとの間に生まれたジェームズ君がアンジェルマン症候群という障害を抱えていると発表した。アンジェルマン症候群とは、重度の運動および知的障害で、不眠症、さらにはてんかんの発作やとつぜん笑い出すなどの症状を引き起こすことがある、不治の病である。

コリンは「イン・スタイル」誌に、ジェームズ君との生活においての幸せの瞬間について語った。彼は、「僕たちはとても小さい日々の勝利に感謝して生きている。ジェームズが6歳か7歳になった時に初めて言葉を発したんだ。今では自分で食事を食べることができて、てんかんも抑えることができるようになっている。ジェームズが4歳の時に初めて自分の足で立った時、僕は泣き崩れたんだ」と振り返った。

コリンはジェームズ君が生まれた当初は、彼が障害者であるということを隠していた。しかし、彼が2007年に上海で開催された、知的障害者のための競技大会である「スペシャルオリンピックス」に参加したことから、自分の息子が難病を患っているということを世間に発表しようと決意したのだという。彼は、「2007年にスペシャルオリンピックスが開催された上海で、僕はジェームズの母親に、僕たちの息子に対しての誇りと喜びを公に発表していきたいと相談したんだ」と話した。

現在コリンは「アンジェルマン症候群基金」と密接な関係を保っており、この病気に対する世間の関心を集め、同じ病気の子供を持つ家族をサポートしているようだ。彼は、「あなたが特別な助けが必要な子供を持つ親ならば、そういう状況にいるのはあなただけではないと感じることが重要なんだ」と語った。

スペシャルオリンピックスの開会式では、アスリートの代表が、「わたくしたちは、精一杯力を出して勝利をめざします。たとえ勝てなくても、がんばる勇気を与えてください」という宣誓を行うという。コリンはジェームズ君と、おたがいに生きる勇気を与えながら、生きているにちがいない。


障害を持つ息子を育てるコリン・ファレル (c)Hollywood News

インフォシーク- 11/18 12:05

2332人が健脚競う 寒風に負けずトヨカワシティマラソン

2012年11月19日 02時09分27秒 | 障害者の自立
 2012トヨカワシティマラソン大会(豊川市教委など主催)は18日、豊川市陸上競技場を発着点に開かれた。時折冷たい強風が吹いたものの、晴れ渡った秋空の下、小学生から高齢者まで2332人が、健脚を競った。

 距離は10キロ、5キロ、3キロの3コース、年齢・男女別の計15部門で行われた。10キロ中学生以上男子の部は、豊川工業高校が1位から3位を独占した。

 1位に輝いた3年の岩本響君(18)は「風が強かったが、しっかり腕を振れた。いつも補欠だったが、初めて1位になれてよかった」と話した。

 ロンドンパラリンピック陸上競技で5位に入賞し、県障害者スポーツ優秀賞を受賞した豊川市の蒔田沙弥香選手=穂の原アスレチッククラブ=は、5キロ中学生以上女子で2 位に輝いた。

 開会式で選手宣誓した最年長選手、同市東桜木町の伊藤二郎さん(83)は、5キロ・60歳以上男子の部に挑戦。強風にペースを乱され、惜しくも制限時間40分には届かなかったが、見事完走を果たした。「いい記念になった。来年も出るつもり」と元気なところをみせた。


沿道の声援を受け力走するランナー

東海日日新聞-2012/11/19

文京でボランティアに親しむイベント

2012年11月19日 02時06分32秒 | 障害者の自立
 ボランティア活動に親しんでもらうための「文京ボランティア・市民活動まつり」(文京区社会福祉協議会主催)が17日、文京区民センター(本郷4)で開かれ、区内を中心に約70のボランティア団体やNPO法人が参加。活動報告のパネル展示や、ダンス・演劇などの日頃の練習成果を披露した。

 災害をテーマにしたコーナーでは、身近なものを活用した避難グッズを展示。割れたガラスから足を守る新聞紙製のスリッパや、粉じんを予防するトイレットペーパーでできたマスクを紹介した。

 災害時に障害者が何を必要としているかを理解するためのシンポジウムも開かれ、外見だけでは判断ができない聴覚障害者への支援の必要性などが議論された。

(2012年11月18日 読売新聞)