障害のある人が働く食堂「アミアミ」が県洲本総合庁舎(洲本市塩屋2)の洲本職員福利センター1階に今月、オープンした。23日には開所式が開かれ、食堂を運営するNPO法人「淡路障害者連絡会」(大島清司理事長)の関係者など約40人が門出を祝った。
同センターの食堂を委託運営していた民間業者が撤退するのを契機に、同連絡会が障害者が働く場を提供しようと、昨年秋からNPO法人化の準備を進めてきた。10月に認可を受け、今月の営業開始にこぎつけた。
現在は22〜28歳の障害者5人(男性1人、女性4人)が支援スタッフ6人のサポートを受けながら、調理や接客に取り組んでいる。障害の度合いや体調に応じて働けるシステムも取り入れた。営業時間は平日の午前8時半〜午後4時で、メニューも日替わりランチ▽カレーライス▽オムライス▽きつねうどん▽コーヒー▽トースト−−など豊富だ。
開所式では、施設管理者の湊百江さんがスタッフを紹介。大島理事長は「食堂の名前の『アミアミ』はフランス語で『手をつなぐ』という意味。みんなで手をつないで半歩でも一歩でも前に進み、この場所を社会に出て行くステップにしてほしい」と話した。
毎日新聞 2012年11月24日〔淡路版〕
同センターの食堂を委託運営していた民間業者が撤退するのを契機に、同連絡会が障害者が働く場を提供しようと、昨年秋からNPO法人化の準備を進めてきた。10月に認可を受け、今月の営業開始にこぎつけた。
現在は22〜28歳の障害者5人(男性1人、女性4人)が支援スタッフ6人のサポートを受けながら、調理や接客に取り組んでいる。障害の度合いや体調に応じて働けるシステムも取り入れた。営業時間は平日の午前8時半〜午後4時で、メニューも日替わりランチ▽カレーライス▽オムライス▽きつねうどん▽コーヒー▽トースト−−など豊富だ。
開所式では、施設管理者の湊百江さんがスタッフを紹介。大島理事長は「食堂の名前の『アミアミ』はフランス語で『手をつなぐ』という意味。みんなで手をつないで半歩でも一歩でも前に進み、この場所を社会に出て行くステップにしてほしい」と話した。
毎日新聞 2012年11月24日〔淡路版〕