ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者デザインTシャツ 奈良で展示販売

2014年06月08日 02時51分58秒 | 障害者の自立
 障害者の芸術活動を支援する奈良市六条西の「たんぽぽの家アートセンターHANA」ギャラリーで6日、同センターや全国の障害者通所施設の利用者らがデザインしたTシャツを展示販売する催しが始まった=写真=。入場無料で8月2日まで。

 「毎日がパーティー」がテーマ。約20の施設や団体などの利用者が考えたデザインや絵を基に、施設の職員らがプリントや刺しゅうを施した約150種類(税込み2500~5000円程度)を展示している。おでんの具をプリントしたり、毛糸や布で作った女の子の顔を縫いつけたりと、個性あふれるTシャツが目を引いている。

 センター利用者の山野将志さん(37)は「魚を楽しく描くことができた。たくさんの人に見てもらえたらうれしい」と話していた。午前11時~午後5時で日曜と月曜は休館。14日は午後1時と同4時から、レジ袋や緩衝材を使ったかばん作りを行う。参加費2000円で定員は各10人。問い合わせや申し込みは同センター(0742・43・7055)。

2014年06月07日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

就労最多、医療・福祉軸に 高知労働局、13年度まとめ /高知

2014年06月08日 02時37分44秒 | 障害者の自立
 県内のハローワークを通じて13年度に就職した障害者が延べ467人(前年度比0・6%増)で、過去最多を更新したことが高知労働局のまとめで分かった。新規求職申し込みは1016人(同8%増)で1000人を超えたが就職がその伸びに追い付かず、就職率は46%と前年度を3・3ポイント下回った。

 同局は「就職率は減少したが、全国平均の45・9%は確保している。就職自体も増加したが新規申し込みの半数に満たないため、今後も企業に障害者雇用への理解を促進していく」と話している。

 障害別の就職は、精神障害185人(同3・9%増)▽身体障害175人(同12・9%増)▽知的障害86人(同21・1%減)▽その他21人(同4・5%減)−−となった。

 業種別では医療・福祉が160人で最多。次いで▽卸売・小売69人▽製造44人−−など。職種別では生産工程・労務が173人と37%を占めた。解雇は5人(同70・1%減)だった。

毎日新聞 2014年06月07日 地方版

神奈川県、視覚障害者雇用検討企業向けの見学会を開催

2014年06月08日 02時32分53秒 | 障害者の自立
「視覚障害者の学ぶ場・働く場見学会」の開催を決定

神奈川県は障害者の就業支援を行う一環として、視覚障害者の雇用を検討している企業担当者を対象とした見学会「視覚障害者の学ぶ場・働く場見学会」の開催を決定した。現在、参加申し込みを受付中だ。

この見学会は、神奈川県視覚障害者雇用促進連絡会議が開催するもので、視覚障害者の教育現場や事務職の在宅勤務就労を実際に見学することで知り、積極的な雇用につなげてもらうことを目的としている。

開催日時は平成26年7月29日の10:20~15:30。集合場所までの交通費などは実費負担だが、参加費は無料となっている。

実際に学ぶ様子・働く様子を見学、役立つセミナーも

スケジュールとしては、まず、相模原市の神奈川障害者職業能力開発校に集合し、10:30から同校のオフィスビジネス系ビジネスサポートコースを中心に学校授業の見学などを行う。「視覚障害の特性及び視覚障害者への援助方法等について」をテーマとしたセミナーも実施される。

その後、昼食をはさみ(持参もしくは仕出弁当を注文・料金参加者負担)、マイクロバスにて、東京都立川市のジョブサポートパワー株式会社へ向かう。到着後、企業見学として事務職・在宅勤務を見学、セミナーも開かれ、15:30に終了して現地解散となる予定だ。

申し込み・問い合わせ先は、神奈川県視覚障害者雇用促進連絡会議事務局。参加希望者は、専用申込書に必要事項を記載し、同事務局あてにFAXで申し込めばよい。締め切りは7月11日までだが、先着順となっているので、早めの申し込みが望ましい。参加可否は事務局から連絡される。詳細は神奈川県の該当ページ及び添付チラシで確認を。

障害者雇用インフォメーション 2014年6月7日 19:00 

多彩な人材活用がカギ、ダイバーシティ経営セミナー(高松)

2014年06月08日 02時27分26秒 | 障害者の自立
ダイバーシティ経営が注目を集めている
「ダイバーシティ(diversity)」は、元々は「多様性」などの意味を持つ英語で、多様な人種をかかえているアメリカの社会問題に端を発している概念である。

近年の日本においては、少子高齢化による人口減少などの社会問題を背景に、外国人や女性、高齢者、障がい者など「多様な人材」の能力を引き出し、企業の競争力を高めていく概念として注目を集めている。

四国地域でダイバーシティに取り組む優良企業を表彰

四国経済産業局では、四国地域でダイバーシティ経営を推進させイノベーション(経営革新)の創出や、生産性の向上などの成果につなげている企業を「ダイバーシティ経営企業100選」として表彰している。

また「ダイバーシティ促進事業表彰」としてダイバーシティを推進するコンサルティングや、普及活動などの事業プログラムを提供する企業の表彰も行っている。

表彰された企業の成功事例を紹介
7月15日(火)には、香川県高松市で『女性、障がい者、外国人などの多様な人材活用で企業競争力を高める経営セミナー』を開催する。

セミナーでは、これからの日本の成長戦略と、企業の経営戦略を見据えて、ダイバーシティ経営を推進していくための経済産業省の取り組みを紹介しながら、その必要性についての説明を行う。

また、障がい者雇用で業務改善の実績をあげている事例や、女性主導による商品開発をした成功例など、「ダイバーシティ経営企業100選」に選ばれた企業の経営者や担当者から、それぞれの事例紹介も行われる。

会場は、香川県高松市の高松サンポート合同庁舎の低層棟2階「アイホール」。参加には事前の申し込みが必要で、定員は50名(先着順)となっている。

詳しい問い合わせと申し込みは、四国経済産業局の産業人材政策課まで。

2014年6月7日 11:00  障害者雇用インフォメーション

母校で自立訓練 普通科高校と福祉施設が連携 立花高、敷地内に作業室や相談室

2014年06月08日 02時24分45秒 | 障害者の自立
 「コミュニケーションが苦手」「こだわりが強い」などの特性がある発達障害の若者の自立を目指し、福岡市東区の私立立花高校に5月、障害福祉サービス事業所「キャリアワーク立花」が開設された。知的障害者施設を運営する社会福祉法人「野の花学園」(本部・福岡県大野城市)と連携し、生活訓練や地域活動を通して社会性を養う。普通科高校に発達障害者などを対象にした職業訓練施設が設置されるのは珍しい。

 事業所は、立花高と野の花学園が「教育と福祉の連携」を共同研究する形で高校敷地内に新設し、野の花学園が運営。作業室や相談室などがあり、職員は野の花学園の社会福祉士など6人。定員20人。在校生も授業の一環で利用する計画。現在、今年3月に立花高を卒業した男女6人が通所。2年間、軽作業やボランティア、体力トレーニングを続け、日常生活や社会生活に必要な技能を身に付ける。

 斉藤真人校長(46)によると、立花高(約500人)は生徒の7~8割が不登校経験者で「4割は発達障害ゆえの不登校と考えられる」という。きめ細かな指導で通学できるようになり、卒業生の約7割は進学、就職する。

 約3割は進路が決まらないが「もう少し時間と機会があれば、社会に出られる」と考えられ、高校側は卒業後の支援の必要性を痛感していた。「慣れ親しんだ校舎が見え、教師の声が聞こえる環境なら安心して通えるはず」と斉藤校長。

 利用者の一人は定時の通所やあいさつ、身だしなみへの配慮などができるようになった。人前で話すのも苦手だったが「夢をかなえられるよう頑張ります」と張り切っている。

 指導する社会福祉士の小方国恵さん(42)は「適切な支援を受けられなかった結果、基本的生活動作などが身に付いていないが、特性に応じた支援で全員が社会で自立できる可能性を感じている」。斉藤校長は「発達障害がある生徒はどの学校にも一定数いるはず。教育と福祉の連携を進めるモデルにしたい」と話している。

 ▼発達障害=先天的な脳機能障害とされ、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、高機能自閉症、アスペルガー症候群などがある。人とのコミュニケーションが苦手、場の雰囲気が読めないなどの特徴がある。知的な遅れを伴わない場合もあり、障害と気付かれにくい。「努力不足」「親の育て方が悪い」などと誤解されていじめや厳しい指導の対象になりやすく、うつや自尊心低下など二次的影響が出ることもある。

=2014/06/07付 西日本新聞夕刊=