ゴエモンのつぶやき

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「障害者雇用納付金制度」申告対象事業主、平成27年4月より拡大

2014年06月06日 02時04分20秒 | 障害者の自立
常時雇用労働者が100人を超える事業主は申告対象に
平成27年4月から「障害者雇用納付金制度」の申告対象事業主の範囲が拡大され、常時雇用している労働者数が100人を超えるすべての事業主となる。独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構をはじめ、自治体など各公的機関が対象事業主への注意を促している。

「障害者雇用納付金制度」は、障害者を雇用する事業主の経済的負担の調整を図り、経営の安定化をサポート、全体としての障害者雇用促進を目的に、障害者雇用納付金の徴収や障害者雇用調整金、報奨金、各種助成金の支給を行うものとして実施されている。

これまで申告や雇用障害者数が法定雇用障害者数を下回っている場合の納付金の納付が必要とされてきたのは、常時雇用する労働者が200人を超える事業主となっていた。この範囲が拡大され、平成27年4月からは、100人を超え200人以下のすべての事業主も対象となる。

申告期限は平成28年4月1日から5月16日、確認の上対応を
申告は平成27年4月から平成28年3月までの雇用障害数をもとに行う。各月における常時雇用労働者数と雇用障害者数、雇用障害者数の労働時間数(所定労働時間および実労働時間)の報告が必要だ。申告期限は、平成28年4月1日から5月16日となる。

障害者の法定雇用率を達成している場合も申告は必要で、下回っている場合は、申告とともに納付金の納付が求められる。一方、法定雇用率を達成し、上回っている場合には、調整金の支給申請が行える。申請には雇用障害者の源泉徴収票の写し、障害者手帳などの写しを添付することが必要となっている。

高齢・障害・求職者雇用支援機構では、対象事業主に対し、早めの取り組み・対応などを求めており、障害者雇用に関する相談および職業紹介は管轄のハローワークへ、障害者雇用の具体的な進め方の相談は最寄りの障害者職業センターへ問い合わせるよう促している。

障害者雇用インフォメーション  2014年6月4日 15:00 

視覚障害者へ点字資料拡充 滋賀県立図書館、NPOに登録

2014年06月06日 02時01分19秒 | 障害者の自立
 滋賀県立図書館(大津市)は、視覚障害者ら読書が困難な人向けの点字データなど計82万タイトルが利用できる新たなサービスを始めた。NPO法人「全国視覚障害者情報提供施設協会」(大阪市)が運営する情報ネットワーク「サピエ」を通じて、全国の点字図書館やボランティア団体などが所蔵する点字書籍や音声録音資料が検索でき、貸し出しも可能になった。

 「サピエ」は視覚障害や学習障害など表現認識に障害がある人を対象とし、会員は参加施設が所蔵する点字や音声録音資料などが利用できる。対象者の中にはインターネットが利用できない人もおり、より幅広い人たちが活用できるよう同図書館も登録した。

 「サピエ」を通じ、県立図書館で利用できる音声録音資料は約360点から約4万5千点に拡充され、ネットワークを通じて複製できる点字データも16万点に増えた。ボランティアが作成した拡大図書など他の登録施設が所蔵する点字資料約62万点を借り受け、利用者へ貸し出せるという。同図書館は「点字図書の所蔵はほとんどなかった。ネットワークを通じ、提供できる資料の幅が広がった」としている。

 県立図書館によると、3月末現在、国会図書館や18都道府県の公立図書館、福祉施設など272施設が登録し、県内では同図書館と県立視覚障害者センター(彦根市)が会員という。同図書館で「サピエ」を利用するには事前に図書館への登録が必要。

 問い合わせは同図書館TEL077(548)9691。

【 2014年06月05日 22時20分 】京都新聞

視覚障害者の通勤と職場生活をより快適にするためのセミナー

2014年06月06日 01時56分08秒 | 障害者の自立
視覚障害者のための職業セミナー
6月14日(土)13時20分からNPO法人視覚障害者パソコンアシストネットワーク(SPAN)主催でおこなわれる視覚障害者職業スキルアップセミナーは「通勤と職場生活をより快適に」である。

このセミナーでは、すでに就労している視覚障害者から通勤、職場での生活についての経験談と東京都視覚障害者生活支援センター就労支援課長の石川充英氏から通勤を中心とした歩行訓練、日常生活動作や職場でのコミュニケーションなどについての話をきく。

重要な通勤のスキル
視覚障害者の就労に必要なスキルはいろいろあるが、仕事にたずさわる職業的なスキル以上に重要視されることも多いのが実は通勤するためのスキルである。

視覚障害者を新規に採用しようと検討している企業や復職を受け入れるかどうかを考えている職場にとっても、会社に通勤できるのかが最も大きい懸念材料となっているともきく。

このような心配に対しては視覚障害者当事者が歩行、交通機関の利用など通勤のスキルを高めていくことは言うまでもないが、職場側にも安全に通勤するための訓練やさまざまな方法があることを伝えることが必要である。

また職場においても仕事以外の生活面で何がひとりでできるのか、何をどんな形で援助をお願いしたいかを正しく採用試験の面接時や就労後の職場に伝えていくのも大切なことである。

視覚障害者就労の関係者にも
就職を目指す人、すでに就労している当事者だけでなく、視覚障害者とともに働く職場の担当者、支援者、関係機関の情報入手の場としても活用できるセミナーとなっている。

会場は社会福祉法人 日本盲人職能開発センター(新宿区)。募集定員30名で参加費は1000円。申し込み、詳細はホームページ、メールにて。

NPO法人視覚障害者パソコンアシストネットワークホームページ
http://www.span.jp/

2014年6月5日 16:00  障害者雇用インフォメーション

障害者就労施設でジェラート作り本格化 栃木の「すまいるわーく桜」

2014年06月06日 01時36分50秒 | 障害者の自立
 【栃木】大平町川連の社会福祉法人天成会(島田耕輔理事長)が運営する就労支援施設「すまいるわーく桜」が本年度から、新たにジェラートの製造を開始した。施設で栽培したイチゴやブルーベリー、地元農家が生産した黒大豆を使用し、今月中旬にも市内の飲食店のメニューに並ぶ予定。本年度中には市中心部に出店し、販売を手掛けるという。同施設によると、障害者の就労支援施設によるジェラート作りは珍しいという。

 同施設は2007年開所。精神、知的、身体障害者就労を支援している。イチゴや菌床シイタケなどの生産や軽作業に取り組み、イチゴは埼玉県のホテルや小山市のレストランで使用されているほか、ブルーベリーは地元スーパーなどで販売されている。

 ジェラート作りは、生産する農産物のロスの多さを解消したいと考えことがきっかけ。収穫の際に利用者が傷つけたり、本来出荷できるものまでロスに計上してしまうことなどが原因で、一般農家よりも2割近く多くロスしていた。

 ジャムの加工販売などを行ったが、思うように売れなかったため、より付加価値がある商品として着目。賞味期限が無く、在庫管理がしやすい点も魅力だったという。林野庁の一部補助を受けて本県産の木材を使用した新たな工房を建設し、4月から試作品作りに着手した。



下野新聞 6月5日 朝刊

1級身体障害者(人工透析患者)ですが、『健常者』になりたいです

2014年06月06日 01時32分51秒 | 障害者の自立
普段とは打って変わってシンプルなタイトルですが、これが一番の本音かなと思い、綴っていこうと思います。

初めに断っておきたいのが、人工透析患者として生きる自分の人生を悲観しているわけではありません。

確かに、3年間ほど半寝たきり状態で生活しなければならない時期、世の中の人たちに障害を理解されない苦しみなどを味わってきました。

しかし、幸いにも私は「友人」に恵まれて生活出来ている為、それなりに楽しい人生を送ることが出来ています。

世の中には健常者であっても「友人」という人財に恵まれておらず、それだけで辛い人生を送っている人もいる。私よりももっともっと重い障害を抱えて生きている人もいる。私などは恵まれているほうです。

私は身体障害を抱えなければ、今みたいに勉強を頑張るような人生を選んでいなかったでしょう。

身体障害を抱えたからこそ出逢えた友人たちもいます。

障害者年金だって出ます。医療費だって無料、国民年金だって払わなくてもいい。

では、これらの全てを捨ててでも「健常者」になりたいかと言われれば、正直言ってなりたいです。

何故、「健常者」になりたいのか。ふと考えてみました。

人工透析が辛いから、そんな治療から逃げ出したいのか。確かにそれはあります。しかし、全く耐えられないほどのものでもありません。

最大の理由は、

『人は心に余裕が無いと他人に優しくなれない』

からです。

私の心には余裕がありません。

「障害者は色々な痛みを知っているから、他人を思いやることが出来る」

などということは、全ての障害者に当てはまるものではありません。「健常者」や「障害者」などと二極分化して物事を考えてしまいがちな私ですが、心に余裕の無い人は健常者だろうが障害者だろうが他人に優しくなれない、と思っています。

誤解を恐れずに言うならば、

「ブスは3日で慣れるけど、美人は3日で飽きる」

という言葉は、ブスが作ったものだと私は思っています。

ブス!! ブス!! 不細工!! 不細工!! と言われ続けて生きてきた人間が、その言葉のストレスを乗り越えて美男子・美女になれる割合はどのくらいあるのでしょうか?

障害者は色々な痛みを知っているから他人に優しい、という先入観も、スタートは障害者が発信したものだと思っています。

障害を理由に差別され、理解されずに、罵られて生きてきた人間が他人に優しくなれる割合は、一体どのくらいあるのでしょうか?

やはり、「身体障害・精神障害」などというものは抱えない方が良いに決まっています。それは万人が思っていること。

「障害」を抱えていて他人に優しい人は、その障害さえなければもっと他人に優しくなれるはずです。

今の私が他人の対して優しいのか冷たいのか、自分では分かりません。

ただ、もっと他人に対して優しくなる為には、今抱えている身体障害は邪魔で邪魔で仕方がありません。

もっと我が儘(わがまま)を言うなら、私は世界中を旅してみたいのです。その為には、平日は病院通い(人工透析等)で時間の取れない今の身体は邪魔なのです。

これが本音じゃないのかって? 仰る(おっしゃる)通りです。私は心に余裕の無い人間です。他人に優しくなりたい、などということは建前なのかもしれません。

ただただ、何にも縛られずに世界中を旅してみたい。

そう考えることは罪なことでしょうか? 私はこのくらいの我が儘は許されるべきだと思っています。

万里の長城・アンコールワット・ナスカの地上絵・ピサの斜塔・サグラダファミリア・ルーブル美術館・水の都ベネチア。

google mapでこのような用語で検索をして妄想を膨らませ、妄想で終わらせずに実現したいと願うことは罪なことでしょうか?

全ての人間は我が儘であるべきだと私は思っています。

他人に優しくなる、他人に尽くすということを考える前に、まず自分が幸せになることを考えるべきだと本気で思っています。

他人に優しくするのは、自分が幸せな人生を送って心に余裕が出来て、初めて実現出来ることだ。自分の人生を幸せに謳歌出来ない人間が他人に優しくなれるはずがない。どこかで無理が出て、歪が生まれ、その「優しさ」は朽ち果てていく。

ただの虚像でしかない。偶像でしかない。

自分が旅に出たいのを正当化しているだけだ? 何度も言っていますが、仰る(おっしゃる)通りです。私は心に余裕の無い人間です。いくらでも正当化します。

私は、ただ旅に出たいだけです。

だいちゃん(∀)

執筆: この記事はだいちゃんさんのブログ『だいちゃん.com』からご寄稿いただきました。

寄稿いただいた記事は2014年06月05日時点のものです。