ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

視覚障害者の視点で「読書権」考える 「本の町」神保町でセミナー

2014年06月02日 01時45分40秒 | 障害者の自立
 誰もが不自由なく読書できる「読書権」を考えるセミナーが三十一日、「本の町」として有名な千代田区神田神保町で開かれた。NPO法人大活字文化普及協会(千代田区神田神保町)が初開催。普及が進む電子書籍の可能性を、音声情報に期待する視覚障害者の視点から考えた。 

 視覚・聴覚障害者センター(堺市)所長で視覚障害者の岩井和彦さんが進行を務めた。この数年、日本点字図書館が本の音声録音をインターネットで配信するようになるなど音声メディアは増えたが、医療などの専門情報などは依然少なく、時間もかかると指摘。「タイムラグの解消を電子書籍に期待している」と述べた。

 課題として、公共図書館のサービス導入や、普及啓発などを行う専門機関の必要性も指摘された。普及協会の理事長で小学館社長の相賀昌宏さんが電子書籍の現状などを話した。筑波技術大学の学生は、音声メディアの広がりとともに点字資料が減ることを危惧し、点字の重要性を訴えた。

 「読書権」は視覚障害者が一九七〇年に提唱したのが始まり。「高齢化が進み、今や視覚障害者だけでなくすべての人にとっての課題だ」と普及協会事務局長の市橋正光さんは話した。

2014年6月1日 東京新聞

障害者支援「たんぽぽの家」で恒例チャリティーバザー 奈良

2014年06月02日 01時43分26秒 | 障害者の自立
 障害者を支援する財団法人たんぽぽの家(奈良市)が31日、恒例のチャリティーバザーを開催し、市民ら約千人が訪れた。

 たんぽぽの家では、約30年前から毎年チャリティーバザーを開催。県内外から食器やタオル、服、雑貨などの寄贈品を集め、販売している。売上金は、施設の運営資金に充てている。この日は県内外約300軒から受け取った1万点以上を販売。近くの養護学校の保護者や社会福祉事業所などが焼きそばやたこ焼きなどの飲食店計17店を出店した。

 入場者は地域住民も多く、母親らと訪れた奈良市の松井くるみちゃん(4)は「たこ焼き食べたり、ゲームしたりして楽しかった」と話していた。

 バザーは6月1日も午前10時~午後3時に開催される。問い合わせは、たんぽぽの家(電)0742・43・7055。

2014.6.1 02:06 MSN産経ニュース

聴覚障害者 サッカー熱戦

2014年06月02日 01時40分46秒 | 障害者の自立
 ◇アジアンタールカップ 堺で国内外5チーム

 聴覚障害者によるサッカー大会「アジアンタールカップ2014」(西日本ろう者サッカー協会主催)が31日、堺市堺区の市立サッカー・ナショナルトレーニングセンター(J―GREEN堺)で開かれ、国内外の5チームの選手らが手話を交えてプレーするなどし、熱戦を繰り広げた。

 大阪を拠点に活動する「大阪アジアンタールFC」が聴覚障害者の交流を深めようと、各地のチームに呼びかけて昨年から開催。北海道や神奈川県などのほか、韓国からも参加した。

 基本的なルールは通常と同じだが、主審はファウルなどの際にホイッスルを鳴らすとともに、フラッグを振って選手に知らせる。

 試合はリーグ戦で行われ、選手たちは手話で仲間に指示を出したり、手を振ってコミュニケーションを図ったりし、ゴールが決まると抱き合って喜んでいた。

 実行委員長の高橋裕樹さん(34)は「聴覚障害者のサッカーの認知度はまだ低く、メンバーがそろわないチームも多い。大会を通じて、多くの人に競技について知ってもらいたい」と話していた。大会は1日も行われる。

2014年06月01日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

障害者雇用で輝いている会社52社を紹介する本

2014年06月02日 01時36分09秒 | 障害者の自立
働くみんなが幸せな職場
利益や業績以外のところにある障害者雇用の成功とは、働く人みんなが幸せな会社ではないだろうか。ではそのような良い会社はどのような経営理念を持ち、どのような工夫をしているのか。

その成功例が紹介されているのが2014年5月31日(土)に株式会社ラグーナ出版から発売された「幸せな職場のつくり方 ― 障がい者雇用で輝く52の物語 ―」1620円(税込み)だ。

会社が幸せになる5つの法則
序章では、なぜ障害者雇用で会社が幸せになるのかという5つの法則をあげ、そのあとは各社のレポートとともに地域、医療保健福祉と連携して業績をあげつつ、障害者雇用を成功させたコツを5章に分けて示している。

なぜ経営者の志が輝くのか、なぜ社員が助け合うのか、なぜ職場がうまく回るのか、なぜ障害者が生き生きと働くのか、なぜ地域に愛されるのか。各章には社員全員が朝会を手話でおこなうペット保険会社や障害者をもの作り職人に育てるちょうちんメーカーなどが取り上げられている。

現場主義の教授とゼミ生が著者
この本の著者はこれまでに全国各地7000以上の会社を視察。ベストセラー「日本でいちばん大切にしたい会社」(株式会社あさ出版)でも有名な法政大学大学院政策創造研究科教授の坂本光司氏と氏の研究室の社会人ゼミ生52名。

これまで見てきた多くの会社の中から障害者雇用を通じ、すべての人々の幸せを追求する52社を厳選し、その在り方から幸せな会社とは何かを検証する。

この本は多くの人々や企業に障害者雇用の重要性と必要性を訴えると同時に障害者の雇用に尽力している企業をたたえ、報いたいという院生の発案からつくられたそうである。理論や理想よりまず人を大切にする経営の実践。障害者雇用に関わる人におすすめの1冊だ。

2014年6月1日 20:00 障害者雇用インフォメーション

視覚障害者らの災害時支援決議 大分市で全国盲人福祉大会 [大分県]

2014年06月02日 01時34分14秒 | 障害者の自立
視覚障害者が暮らしやすい社会づくりを目指す「第67回全国盲人福祉大会」(日本盲人会連合など主催)が31日、大分市金池南のホルトホール大分であった。同連合に加盟する全国の社会福祉法人などから約千人が参加。県盲人協会の衛藤良憲会長は「35万人といわれる視覚障害者の幸せのためにまい進したい」とあいさつした。

 大会では、「視覚障害者の諸権利の確立とその実現を強く関係機関に働きかけていく」と宣言した後、「災害時における支援体制の充実」など7項目の要望をまとめた決議を採択した。

=2014/06/01付 西日本新聞朝刊=