ゴエモンのつぶやき

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障害者の就業サポートに必要な知識や技術の修得を!大阪で基礎研修開催

2014年06月29日 02時18分24秒 | 障害者の自立
今年度の第1回就業支援基礎研修を開催

大阪障害者職業センターは、さまざまな機関・事業所等において障害者の就業をサポートする担当者を主な対象者とする、「平成26年度第1回就業支援基礎研修」を開催することを発表した。とくに基礎的な知識を必要とする受講者を求めており、入門的研修としておすすめだ。

この「就業支援基礎研修」は、障害者の就業支援において必要とされる基本的な知識や技術等を修得してもらうことを目的とする。日程は平成26年7月25日~7月29日の3日間で、オプションとなっている事業所見学は、7月31日に実施される。事業所見学を除く研修の実施場所は、大阪市中央区のクラボウアネックスビル3F、大阪障害者職業センター会議室だ。

受講料は無料、先着順となるため早めのチェックを

研修では、インテークから職場への定着支援までの就業支援プロセス、労働関係法規の基礎知識、障害特性と職業的課題、就労支援機関のもつ役割と連携について、さらには、障害者雇用の現状と障害者雇用施策、企業における障害者雇用の実際についても学ぶ。ケーススタディおよび意見交換も設けられ、オプションに事業所見学も用意されているので、実践的かつ充実した内容となっている。

受講料は無料で、ホームページなどから提供されている受講申込書に必要事項を記入し、FAXか郵送、またはメールで大阪障害者職業センターへ送付すればよい。受講決定者には決定通知書が送付され、受講不可の場合にはその旨別途連絡がなされる。定員は45人程度、原則として先着順に受け付け、定員になり次第締め切りとなるため、早めの申し込みが望ましい。最終申し込み締切日は平成26年7月14日となっている。詳細はホームページ等で確認を。

2014年6月28日 19:00  障害者雇用インフォメーション

障害者と家族の交流の場復活 矢板

2014年06月29日 02時13分45秒 | 障害者の自立
 【矢板】障害者やその家族が気軽に立ち寄って会話をしたり趣味に興じたりするフリースペースが7月から、場所を矢板公民館に移して、1年ぶりに復活する。活動場所が確保できず途絶えていたが、自宅に閉じこもりがちな障害者が社会とのつながりを持つ場として意義が大きいと、市地域自立支援協議会ケア部会が市に提案して実現した。復活を待ち望んでいた障害者の親たちからは、喜びとさらなる充実を望む声が上がっている。

 市福祉高齢課によると、フリースペースは同公民館の会議室で7月16日を皮切りに月1回開設する。同部会に参加する社会福祉団体などの担当者や親の会会員ら4人程度が詰める予定。

 1年前までは、本町の市障害児者相談支援センターの一室に自然に人が毎日集まり、会話のほか絵や編み物など趣味を楽しむ空間があった。リラックスした雰囲気で雑談できるため、敷居が高くなりがちな相談窓口とは違い、相談員が課題を把握しやすい利点もあったという。

 フリースペースの開設時間は午後1~同4時。開催時間内の出入りは自由。障害者やその家族以外の人でも参加可能。参加は無料。事前申し込み不要。問い合わせは市福祉高齢課電話0287・43・1116。

6月28日 朝刊 下野新聞

愛知県、精神・発達障害者雇用促進プロジェクト発表

2014年06月29日 02時08分41秒 | 障害者の自立
精神・発達障害者の就労支援

愛知県が、新たな障害者雇用支援計画「精神・発達障害者雇用促進プロジェクト」を2014年6月26日(木)同県の公式ウェブサイトで発表した。

年度内に30人の就職が目標

内容は現在求職中の精神・発達障害者と、障害者雇用を検討、計画している企業の両方を一体的にセミナーなどさまざまな形態で支援し、まずは今年度中に30人の就職をめざすというもの。事業はMan to Man Animo株式会社が委託を受けておこなう。

就労希望者と雇用側の企業を支える

障害者側への支援としては、障害者セミナー、パソコンスキルアップセミナーでの人材育成。

企業への支援は企業セミナー、社内研修、雇用する障害者に向けての業務の切り出し、OJT(職場実習)のフォローや採用コンサルティングをおこなう。そして最終的にマッチングとしてOJTをコーディネート。この過程を経て企業就労につなげる。

障害者セミナーは県内12の地域で開催。期間は5日間で定員各8名。最終日の午後からは企業向けセミナーに参加する。パソコンスキルアップセミナーは県内の名古屋、三河の2カ所で開催。定員は各15名。ビジネスメール作法、文書作成などより実践的な内容になっている。

参加対象者は県内で就職活動をおこなっている精神・発達障害者。開催日程や地区、募集期限、申し込みについてはホームページを参照のこと。なおセミナーの時間は全て9時30分から15時(最終日のみ15時30分)

企業セミナーは障害者セミナーの最終日に同時に開催。先進的雇用事例などや支援機関の紹介、セミナー受講者と企業の担当者との交流をおこなう。いずれも受講料無料。現在参加者及び参加企業を募集中だ。

2014年6月28日 01:00 障害者雇用インフォメーション

障害あっても「できる!」 筋ジス患う松戸の元パティシエ西村さん

2014年06月29日 02時01分26秒 | 障害者の自立
 障害があってもやりたいことはできる-。歩行などが困難になる「筋ジストロフィー」を患うNPO法人スタッフ西村泰久さん(50)=松戸市常盤平=は、パティシエだった経験を生かし、スイーツづくりを通して子どもたちに障害者に対する理解や支え合う大切さを伝えている。 

 電動車いすで移動しながら西村さんが「オレンジの皮はナイフを上下に動かすと、むきやすいよ」と声を掛けると、子どもたちから「本当にむきやすい」と声が上がった。

 まつど市民活動サポートセンターで二十二日に開かれた体験教室「私もパティシエ?」。西村さんは小学生らにオレンジを使ったクレープ作りを教えていた。

 西村さんは小学生のころ、進級するごとに体力が落ちるのを実感した。当時は、病院でもこの病気への理解が進まず、原因は分からなかった。

 子どものころ母親がケーキやお菓子をよく作ってくれたことがきっかけで、高校卒業後、東京都内の老舗飲食会社の洋菓子部門で働き始めた。重い調理器具などを運ぶことができず、周囲の勧めもあり病院で診てもらったところ、ようやく筋力が低下する筋ジストロフィーと分かった。

 「病気と思っていなかったのですごくショックだった」が、前向きな性格や周囲の支えもあり、病気と向き合いながら働き続けた。しかし、歩くことが少しずつ難しくなり、四十二歳のとき退職した。

 障害者向けの陶芸や墨絵の教室に通ううちに、障害への理解を広めるボランティア活動をしている障害者と出会った。「人に役立つことをしたい」と思っていた西村さんは刺激を受け、四年前から菓子作りの腕を生かした活動を始めた。

 体験教室では、西村さんはスタッフに手伝ってもらいながら、自ら腕を振るってスイーツをつくる。「障害があってもできることがあることを、子どもたちに知ってほしい」という思いからだ。

 この日の体験教室の最後に、西村さん自らの体験を話して「困っている障害のある人やお年寄りがいたら声を掛けてほしい」と思いやりの大切さを訴え、こう語りかけた。

 「店を持つことが夢だったけれど、それ以上に、みんなとこうして出会えることがうれしい」

2014年6月28日 東京新聞

白鳩学園応援、今年も 周南市大島の障害者支援施設利用者が育てた芋原料に /山口

2014年06月29日 01時57分06秒 | 障害者の自立
 ◇「たくさんの人が飲んで笑顔に」

 周南市大島の障害者支援施設「白鳩学園」を応援する芋焼酎「しろい鳩」が出来上がった。施設利用者が育てたサツマイモを原料に醸造して5年目。担当した同市久米の酒造会社「山縣本店」の山縣俊郎社長はお披露目式で「たくさんの人が飲んで笑顔になります。また、立派な芋を作ってください」とねぎらった。

 同学園は2009年、商品化を通して、利用者の自立、社会参加を図ろうとサツマイモの栽培を始めた。

 13年は天候不順で、収穫量は例年の半分以下の270キロにとどまった。山縣本店が引き続き醸造し、1・8リットル瓶で130本の「しろい鳩」が完成した。サツマイモの甘みや香りを生かした味に仕上がったという。

 小売価格は1本2592円で、同市久米旭ケ丘の中嶋酒店(0834・25・0689)など県内5店で扱っている。

 お披露目式は6月4日、白鳩学園のホールであった。地元住民も参加して、「しろい鳩」を試飲し今年の出来を確かめた。学園は休耕田約20アールに来年の焼酎づくりに向けてサツマイモを植え付け、1トンの収穫を目指している。利用者を代表して福田和男さんが「5年目になり、いろんな人に知られるようになった。これからもサツマイモ作りに頑張ります」と述べた。

毎日新聞 2014年06月28日〔山口東版〕