ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者虐待新たに6件 鳥取の支援施設 県調査

2014年06月14日 02時03分22秒 | 障害者の自立
 鳥取市の社会福祉法人「あすなろ会」が運営する知的障害者らの支援施設「松の聖母学園」の虐待問題で、県は、緊急立ち入り調査で新たに6件の虐待事案が判明したことを、12日の県議会福祉生活病院常任委員会で明らかにした。県が把握した虐待事案は、入所者7人に対する計13件に上る。県は、同法人に提出を求めている改善報告書の内容を見て措置を検討する。

 障害者総合支援法に基づく立ち入り調査は、5月27日~6月6日、同学園など県内21の障害者支援施設で実施。施設長らに虐待事案の有無や、虐待防止の取り組み状況などを聞き取った。

 県によると、同学園で新たに50歳代の男性管理職が、50歳代の知的障害のある男性入所者に、尻にアザができる暴行を加えるなどした計6件の虐待が判明した。県は、男性管理職が計12件の虐待を行ったと認定しているが、男性管理職は湯船に顔を付けるなど4件以外の関与は認めていないという。同学園が虐待防止の研修をせず、同法人本部が適切な施設運営を行っていないことも明らかになった。

 同学園以外に虐待はなく、業務管理体制などにも問題点は確認されなかった。県では、県内320の障害福祉サービス事業所でも順次、緊急立ち入り調査を行う。

2014年06月13日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

累犯障害者・高齢者:支援、司法と福祉がタッグ 来月20日、水戸で初の研修会 /茨城

2014年06月14日 02時00分25秒 | 障害者の自立
 犯罪を繰り返す高齢者や障害者を支援しようと、県内の弁護士や社会福祉士らが来月20日、水戸市千波町の県総合福祉会館で、研修会「罪に問われた高齢・障害者の支援」を県内で初めて開催する。県内でも適切な福祉支援を利用できず、罪を重ねる障害者や高齢者が少なくないことから、司法と福祉がサポートに向けてタッグを組む。

 受刑者2万7024人を対象に行った法務省の2006年特別調査によると、知的障害のある受刑者もしくは疑われる受刑者は約1・5%に当たる410人。このうち、福祉サービスの利用に必要な療育手帳所有者は26人にとどまっている。

 矯正施設を出所した高齢者や障害者の支援に取り組む県地域生活定着支援センターの酒寄学センター長は「社会に適応できず、貧困に陥り、10、20回と罪を繰り返してしまう人もいる」と指摘する。

 一方、法テラス茨城の飯田健太郎弁護士は「障害者を弁護し、減刑できたとしても、アフターフォローは難しい」として、約2年前から累犯障害者・高齢者の問題を社会福祉士らと勉強するようになったという。酒寄さんは「司法、福祉の関係者が関心を共有することで、どのような支援ができるのか考えていきたい」と話している。

 研修会は県社会福祉士会▽県精神保健福祉士会▽県ソーシャルワーカー協会が共催。第1部では県弁護士会の弁護士や水戸地検の検事らが事例を報告し、第2部では弁護士▽検事▽保護観察官▽福祉施設関係者らがパネルディスカッションする。

 主に社会福祉士や行政職員など専門職員を対象にしているが、定員(150人)未満の場合、一般の参加も可。問い合わせは県社会福祉士会事務局(029・244・9030)。

毎日新聞 2014年06月13日 地方版

障害者雇用・自立と高齢者介護をコラボ!名古屋に複合型社会福祉施設が誕生

2014年06月14日 01時49分13秒 | 障害者の自立
住宅型有料老人ホームと障害者就労支援事業所を併設

一般社団法人アースエンジェルケアサポートが名古屋市中村区城屋敷に、複合型社会福祉施設「∞アースくんのおうち∞」を開設。全国でもめずらしい新たな試みの実践として、注目を集めている。

この施設の特徴は、住宅型有料老人ホームと障害者の就労継続支援事業所を併設している点だ。高齢化社会が進展する一方で、離職率が高く、人材不足問題が深刻化している介護施設と、就労を希望しているにもかかわらず、その機会が限られている障害者を結びつけ、新たな雇用を創出、みなが支え合いともに豊かに生きることができる場となることを目指している。
施設スタッフとともに食材の栽培や介助を担当
障害者らは、施設スタッフとともに、施設で提供される食事に用いる野菜など食材の栽培を行う。手作りの自家栽培食材で丁寧に作られた愛情ある食事を提供することは、施設入居者に安心感を与えるとともに、豊かで質の高い生活を実現するといった面で、大きなポイントになると考えられる。

また、こうした食材の栽培だけでなく、老人ホームの入居者に対する生活面の介助・手伝いにも、専門スタッフらとともに障害者らが従事する。配膳や洗濯、清掃など、快適に生活するための身の回りのサポートを行い、コミュニケーションスキルも育みながら、個々の特性に合わせたやりがいを感じられる就労の場としていくという。

障害者の就労の場を拡大し、雇用の促進を図るとともに、介護分野における人材不足の解消も目指すという、いわば現在の大きな社会的課題に、それらの組み合わせで改善を図ろうという挑戦的な試みだ。さまざまな人が寄り添い、豊かに生きる社会を考える上で、今後の展開が期待されるものといえるだろう。

障害者雇用インフォメーション 2014年6月13日 19:00

愛知)障害者団体などが企画運営の映画会 蒲郡で15日

2014年06月14日 01時29分22秒 | 障害者の自立
 愛知県蒲郡市の障害者支援団体などによるバリアフリー上映会「夢おいかけて映画会」が15日、同市栄町の市民会館で開かれる。障害者への理解を深めてもらおうと、2005年にスタートし、今年で10回目を迎える。収益金は障害者の支援や施設の充実などに役立てられる。

 当初は障害を持つ子どもの親が中心となって開いてきたが、昨年から障害者自身が企画運営をしている。

 今回の作品は、35歳のさえない独身男性と目の見えない女性とのラブストーリーを描いた「箱入り息子の恋」。バリアフリーの映画会になっていて、字幕や磁気誘導ループを設置するほか、視覚障害者にはイヤホンを使って、光景や登場人物の動きなどを音声案内する「シーンボイスガイド」もある。

 会場には、同市立中部中学校の生徒10人がボランティアとして協力するほか、障害を理解してもらうための体験コーナーもある。

 映画会ではこれまで、障害者にまつわる作品を取り上げてきた。収益金は、浜町福祉センターのスロープ設置や市勤労福祉会館の喫茶室「かふぇビーンズ」の開設、障害者の就労支援などに役立てられてきた。昨年は、ブルガリアであった聴覚障害者の夏季デフリンピックで、陸上男子ハンマー投げに出場した同市在住の石田考正さんの渡航費用などに充てられた。

 障害者支援団体「いきいきビーンズ」の代表で映画会の事務局を務める縣(あがた)啓子さん(66)は「映画会を通じて障害者と健常者がふれあい、お互いに理解を深め合う機会にしていきたい」と話す。

 上映は午前10時と午後2時の2回。前売り券は一般900円、中学生以下と障害者は600円。当日券は990円。市民会館のほか、市役所福祉課などで販売している。問い合わせは、実行委員会事務局の縣さん(090・9170・1041)へ。

2014年6月13日03時00分 朝日新聞

視覚障害者・高齢者に「自炊」の勧め 書籍の電子化、最新技法を実践指導 /東京

2014年06月14日 01時25分53秒 | 障害者の自立
 視覚障害者や高齢者も書籍により親しめるよう、書籍を電子化する「自炊」の最新技法の実践指導とセミナーが12日、毎日新聞社(千代田区一ツ橋1)MOTTAINAI STATION内の「毎日メディアカフェ」で開かれた。

 障害者や高齢者のインターネット利用を支援している毎日新聞デジタルメディア局ユニバーサロン(岩下恭士編集長)が企画した。

 光学的文字認識(OCR)ソフト開発の大手「メディアドライブ」の社員が、開いたままの本の文字を画像データとして読み取るスキャナーと、画像データをパソコン用の文字データに変換する最新ソフトを使いながら、「自炊」の方法を説明した。

 書籍を電子化することで、視覚障害者は朗読などボランティアの助けを借りずに、音声や機械的に点字が浮かび上がる専用ディスプレーで読書を楽しめる。来場者はデータが音声に変換される様子を確認し、「本を裁断する必要がないので便利」などと話していた。

 セミナーでは、日本点字図書館(新宿区)が昨年10月から実験的に始めた、利用者が持ち込んだ読みたい本を電子データ化するサービスも紹介。同館電子書籍製作室の沢村潤一郎さんは「障害者の方の参加がまだ少ないので有効活用してほしい」と呼びかけた。

毎日新聞 2014年06月13日 地方版