ゴエモンのつぶやき

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災害に備え中学生学ぶ 平塚・太洋中 障害者ら支援

2014年06月23日 11時16分43秒 | 障害者の自立
 平塚市立太洋中学校(同市高浜台)で二十日、災害に備えた講習会があり、障害者ら要援護者を誘導して避難させる方法やけが人の応急処置などを学んだ。

 同校の講習会は地域一体の防災対策として、福祉関係者らが協力して二〇〇五年から開いており、今年で十回目。企画、立ち上げから尽力してきた地元の町内福祉村運営協議会の渡辺孝会長(78)は「中学生は地域をよく知っているし、体力もある。災害時に大きな力になる。自覚を持ってほしいと願い講習会を続けている」と説明する。

 全校生徒約三百四十人は学年別に分かれ、一年はけがの手当てや毛布などを利用した搬送方法、二年は心肺蘇生法を体験。三年は段差のある場所で車いすを押したり、津波を想定して車いすを持ち上げて階段を上ったり、アイマスクを着けた視覚障害者役を誘導する訓練に取り組んだ。

 三年の浦田光来(みらい)さん(15)は「車いすを平らでない場所で押したり、目が見えないと階段を上ったりするのが難しい。いざというときは教えてもらったことを生かしたい」と話した。


視覚障害者の誘導を体験し合う中学生たち=平塚市で

2014年6月22日 東京新聞

障害を正しく理解し次世代へ

2014年06月23日 10時55分24秒 | 障害者の自立
 障害の有無にかかわらず、いきいきと暮らせる社会について考える講演会が20日、新潟市中央区の朱鷺メッセで開かれた。NHK手話ニュースキャスターで手話通訳士の中野佐世子さんが障害者と接する際に心掛けたいポイントを解説。「障害を正しく理解し、次の世代に伝えてほしい」と呼び掛けた。

 県民に人権問題について考えてもらおうと、県と県人権啓発活動ネットワーク協議会が主催した。

 中野さんは「ペット不可のレストランで大型犬を連れて食事をしている人がいた」「足の不自由な人に席を譲ったら断られた」など具体的な10の事例を提示。ペット不可でも盲導犬や介助犬は連れて入れることや、自力では立ち上がることができない人がいることなどを説明し「正しい知識を得ることは私たちが気持ちよく障害者に接していくために大事だ」と語った。

 また、障害者への配慮について「自分で勝手に判断せず、相手が求めていることを聞いてみるのは失礼ではない」と訴えた。

 新潟市東区の加藤栄子さんは「自分にとっては思いやりでもそうではないこともあり得ると知った。経験や勉強の大切さを感じた」と話した。


障害者を理解することの大切さを訴えた講演会=20日、新潟市中央区

2014/06/22 14:07 新潟日報

「手話は言語」法制定を 京都・亀岡市議会などで請願採択

2014年06月23日 10時47分05秒 | 障害者の自立
 京都府丹波地域の聴覚障害者でつくる「口丹聴覚障害者協会」は、手話を言語として扱い、一般に普及させる環境を整える「手話言語法」制定を求める活動に、2市1町で取り組んでいる。亀岡市議会では20日、国への意見書提出を求める請願が採択された。同協会は「法整備で手話を地域に広げ、聴覚障害者への差別をなくしたい」と法制定を訴える。

 全日本ろうあ連盟などが、ろう学校での手話での教育推進や、聴覚障害者への手話による情報提供の機会保障などを法に盛り込むことを目指している。

 昨年から各地の団体が地方議会に、立法化を求める意見書提出を働き掛けている。19日までに京都市をはじめ全国207自治体の議会で意見書が採択されている。

 口丹聴覚障害者協会は南丹市、京丹波町の議会にも、9月に請願書を提出する予定。


手話言語法制定に関する請願が採択され、拍手を意味する手話で喜ぶ口丹聴覚障害者協会のメンバー=亀岡市議会議場

【 2014年06月22日 17時17分 】 京都新聞