ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

国職員「農福連携」学ぶ 川越・所沢 障害者雇用の農地見学

2015年06月07日 02時12分20秒 | 障害者の自立

 障害者の就労先として農業を活用する「農福連携」を学ぶツアーが、川越、所沢両市内であった。農林水産、厚生労働両省の職員ら十人余りが、障害者を雇用している生産者の畑や障害者就労支援施設などを見学し、先進地の現状を学んだ。

 農福連携は、障害者の就労先拡大と農業の担い手不足解消につながるとして、全国に広がりつつある。ツアーは、現場の取り組みを学ぼうと両省が二〇一三年から実施。一三年の東京都内、一四年の茨城県内に続き三回目で、埼玉県内では初めて。

 この日は、川越市の障害者就労支援施設「ウォームサポートシオン」や所沢市の農産物直売所「有機の里 所沢店」など五カ所を巡った。ウォームサポートシオンでは森下法光理事長(42)が、昨年八月に生産者らが設立した施設で障害者が農業を学んでいることや、県内の各事業所と連携して障害者の就労拡大を図っていることなどを説明。「農福連携をさらに推進するには行政の支援も重要」と呼び掛けた。

障害者が農産物を栽培している畑を見学する参加者=川越市で

2015年6月6日    東京新聞


県障害者スポーツ大会 (岩手県)

2015年06月07日 02時08分26秒 | 障害者の自立

障がいのある人たちが技を競う「県障がい者スポーツ大会」が、盛岡市で行われています。この大会は、障がい者の自立や社会参加を推進しようと、毎年開かれています。今回は陸上競技や水泳など、7つの競技におよそ1600人が参加し、開会式では、選手代表の梅原祐さんと高橋彩夏さんが、「力一杯競技することを誓います」と宣誓しました。大会は、秋に行われる「全国障がい者スポーツ大会」の予選も兼ねていて、選手たちは日頃の練習の成果を競いながら、気持ちの良い汗を流していました。

[ 6/6 12:48 テレビ岩手]

岡山・津山で「エコボール活動」 ボール修繕通じ障害者と交流 高校野球部員も参加

2015年06月07日 02時05分04秒 | 障害者の自立

 糸がほつれた硬式野球のボールを修繕して再生する「エコボール活動」が先月末から、津山市内の障害者施設で始まり、4日は県立津山商業高校(同市山北)の野球部員も参加して修繕作業に取り組んだ。活動を呼びかけた同部の非常勤コーチで、元プロ野球・近鉄投手の福井保夫さん(62)は「障害者との交流と物を大切にする心が、ボールを通じて部員に生まれれば」と話している。

 「エコボール活動」は平成21年、障害者の就労支援を目的に、京都府宇治市のNPO法人「就労ネットうじ みっくすはあつ」と元プロ野球・大洋の大門和彦さん(50)との間でスタート。新しい就労モデルとして注目され、広がりを見せている。

 同活動に共感した福井さんが津山圏域の高校に声をかけたところ、同校のほかに津山や津山東など7校が賛同。津山市内の就労継続支援事業所5カ所が作業を引き受けた。

 4日は「津山しらうめの会共同作業所」(同市椿高下)で同校野球部員2人とマネジャー2人が参加。針と赤い糸を使って、作業所利用者と一緒に一針一針、一生懸命縫い上げた。

 利用者の入口美紀さんは「交差縫いが楽しい。頑張ってほしいという気持ちで縫っている」。同校1年の森安晃大さん(15)は「大変な作業ということが体験してみてわかった。丁寧に縫ってくださっていることへのお礼を、プレーで返したい」と意気込んでいた。

 ボールは1個50円で修繕。高校からボールを集め、事業所に配分する役割は、同部OB会長でスポーツ店を経営する治郎丸真介さん(61)が引き受け、1個につき30円の糸代も寄付した。

 福井さんは「就労支援として、県内にも広がってほしい」と話し、「地域交流や体験を重ね、運動能力だけでなく、人間として大きくなってほしい」と部員への思いを述べた。

2015.6.6    産経ニュース


障害者も楽しめる「LLブック」広がる 絵や音声で工夫

2015年06月07日 01時58分34秒 | 障害者の自立

 絵記号を使ったり、音声で読み上げたり。障害者にも読みやすい工夫がこらされた本が、少しずつ広がっています。

 字を読むのが苦手でも楽しく本が読めるよう、絵記号やイラスト、写真がもりだくさんの「LLブック」という本があります。

 例えば「通勤・通学」は「学校や仕事に、かよう」とするなど、やさしく読みやすい文章で、漢字にはふりがながあります。絵記号は、「うれしい」、「おいしい」といった気持ちも伝えます。

 LLはスウェーデン生まれで「やさしく読める」の意味。1960年代、そのスウェーデンで、健常者と同じように情報を得たいという、知的障害がある青年らの思いに応えようと生まれました。同国では国の補助を受け、年に30冊ほど作られています。

 LLブックを日本で広めようとしているひとりが大和大学(大阪府吹田市)教授の藤澤和子さん(言語・コミュニケーション障害学)です。

 昨年、大阪芸術大図書館サークルと「わたしのかぞく」というLLブックをつくりました。まちがえてパンツをぞうきんにしてしまうおとうさんらのコミカルな姿を写真で表現。図書館に配りました。4月には、続編「わたしのかぞく なにが起こるかな?」が完成。書店で売られています。

 藤澤さんは知的障害者らのコミュニケーションを支援する研究をしており、95年にスウェーデンを訪れてLLブックを知りました。知的障害者に聞くと「旅の本が読みたい」「恋愛の本がほしい」とかえってきます。だけど漢字やことばが難しくてあきらめることが多いそうです。「知的障害がある青年や大人が読める本が日本には少ない。多くの人といっしょに、ジャンルを増やしていきたい」と藤澤さんは力を込めます。

 京都精華大マンガ学部の研究者らと「LLマンガ」づくりも進めています。知的障害がある女性の恋愛と自立を描いたスウェーデンのLLブック「赤いハイヒール」を原作に、同学部准教授の都留泰作さんが、絵の表現、コマ割りや吹き出しの位置などを工夫してマンガにしました。都留さんは「ヒットマンガを知的障害の人でも読めるように作りかえることや、外国人に情報を知らせる実用マンガのようなものも考えられるのでは」と話しています。

 障害者福祉の本を出している出版社「Sプランニング」は、「グループホームで暮らす」など4冊のLLブックを出しています。「特別支援学校などで、これから自立生活する人が読んでくれています」と代表の鈴木伸佳さん。

 図書館などでつくる「近畿視覚障害者情報サービス研究協議会」によると、2013年3月時点でLLブックの数は約80点。大阪市立中央図書館など、LLブックを集める図書館は少しずつ増えているそうです。

 

■読みあげ部分、見てわかる

 読み上げ機能で目でも耳でも楽しめる電子書籍が「マルチメディアデイジー図書」です。絵本や児童書、教科書などがあり、専用ソフトが入ったパソコンやタブレットで読みます。

 試しに宮沢賢治の「注文の多い料理店」を読んでみました。「再生」をクリックすると、文章が聞きやすい声で流れてきます。読んでいる文字の背景の色が変わるので、どこが読まれているのか目で追いやすいことが実感できます。背景の色、読む速さ、字の大きさも変えられます。弱視の人や発達障害がある人にも使いやすいそうです。全国の団体やボランティアグループがつくっています。

 奈良市の中学2年生、トモナオ君(13)はマルチメディアデイジーの教科書を使っています。発達障害で、読み書きは苦手。教科書を大きくコピーして少しでも読みやすくしていましたが、宿題も夜遅くまでかかり、学校を休みがちになってしまいました。

 小学5年の2学期、相談に行った市教育センターの教員に教えてもらい、国語や社会のマルチメディアデイジーの教科書を手に入れました。読み上げ機能などのおかげでずっと分かりやすくなりました。「読んでいるところの背景の色が変わるのがいい」とトモナオ君。自分も勉強ができるんだと、自信につながっています。

 同じく発達障害がある妹で小学3年のチカコちゃん(8)もマルチメディアデイジーの絵本を読むのが大好き。母親(41)は「マルチメディアデイジーは、子どもたちが未来を開くツールのひとつになる」と話しています。

 ■どこで手に入る?

●Sプランニング(03・3773・1636 http://www.s-pla.jp/別ウインドウで開きます

 ホームページや電話、ファクスで注文する。

●全国手をつなぐ育成会連合会

 仕事や料理など、自立生活についてのLLブックを出している。「日本発達障害連盟」のサイト(http://www.jldd.jp/別ウインドウで開きます)から購入できる。

●小中学校のマルチメディアデイジー教科書

 「日本障害者リハビリテーション協会」のホームページ(http://www.dinf.ne.jp/doc/daisy/別ウインドウで開きます 03・5273・0796)から申請する。ダウンロードは無料。教科書以外の本も、無償や実費で提供している。

●サピエ図書館(https://www.sapie.or.jp/別ウインドウで開きます

 日本ライトハウス情報文化センター(http://www.iccb.jp/別ウインドウで開きます

 マルチメディアデイジー図書を無償でダウンロードできる。

写真・図版

2015年6月5日    朝日新聞デジタル


障害者スポーツ発展支援=安倍首相

2015年06月07日 01時52分31秒 | 障害者の自立

 安倍晋三首相は5日、国際パラリンピック委員会のクレーブン会長と首相官邸で会談した。首相は、政府として障害者スポーツの所管を厚生労働省から文部科学省に移管したことを説明し、「日本においても障害者スポーツをスポーツとして捉え、発展を支援したい」と強調した。クレーブン会長は「世界の人々にインスピレーションを与える日本の取り組みは良いことだ。草の根レベルのスポーツ振興に効果が出る」と歓迎した。

国際パラリンピック委員会のクレーブン会長(左)の表敬を受け握手する安倍晋三首相=5日午後、首相官邸

 (2015/06/05-16:48)   時事通信